昨今話題の吉備国際大学へ

昨今話題の吉備国際大学へ

今日は、いわゆる「モリカケ問題」で有名になってしまった加計グループの吉備国際大学岡山キャンパス。
いろいろ言われることもありますが、実見しただけの感想を言うと「きれいな学校だな」ということ。以前淡路キャンパスにも訪れているが、そちらもすごくきれいなキャンパスだなと感じていた。

今日お話を聞いたのは、英語の教育法について。

英語学習者が自律学習するにはどう教えればよいのか?

英会話ができるようになるというのは、当然ながら「勉強している人」になるのではなく「使える人」になるのが目的なわけで、もっと有り体に言うと「外国人と英語ペラペラで話せたらいいな」みたいな思いが原点にある。

すると重要なのはすごい先生や優れた教材ではなく、「もっと英語を勉強したい」と思う動機であると分かる。
駅前留学とか言われて便利で通いやすい、なんて言っても面倒になればどこにあっても一緒なわけで。

で、英語を学ぶ動機を持続させる方法として、ひとつにラーニングログ(学習記録)を取るものがある(ポートフォリオを作る、みたいな言い方をする場合もある)。
要は自分で学習到達のゴールを決め、定期的に自分がどのくらい進捗しているかを他人にプレゼンテーションする。これをたとえば毎週くりかえす。やってることは、いわゆるPlan / Do / See。
教員の役割は、ただ教えるだけでなく、学習者のカウンセリング、あるいはコンサルティングということになる。

大切なのは「自分に合った方法」

一般的に、中学校で習う(もうすぐ小学校も本格始動する)英語は、従来は「読む」が重視されてきた。しかし人によって学びやすい、頭に入りやすい方法は異なる。
たとえばスマホアプリでゲーム的に学習するのが合ってる人もいるし、Youtubeなどでひたすら「洋楽を聞く」のがいい人もいる。好きな小説をなんとか原書で読んでみたいということがモチベーションになるかもしれないし、外国映画を字幕無しでひたすら観るのがいいかもしれない。

重要なのはどれでもいいので「続けられる」こと。
通常、学校授業での1年間の英語は、その時間だけをギュッと圧縮すると1週間分くらいのものでしかない。
言語がバンバン頭に入る幼児期ならともかく、言語脳ができあがってしまってから外国語を学ぶなら、これでは時間が少なすぎる。だから「続く」ことが最重要なのである。

日本人の悪いクセは「カッコつける」こと

英語はそもそもはイギリスを中心に使われてきた言語であり、現在は「アメリカの言葉」みたいなイメージではあるが、一番いけない思い込みは「アメリカ人やイギリス人みたいにしゃべれないといけない」というもの。

実際の英語は、アイルランド、フィリピン、インド、シンガポール、オーストラリアなどでそれぞれに特徴がある。
そしてどれが一番正しいか、なんてことは誰も気にしていない。
日本人は日本人っぽい英語でいい。それをジョークにしたり揶揄したりする人もいるけど、そんなのお互い様。
英語は道具なのだから、使えればいいのです。
完璧な文法でなくても大丈夫。ボキャブラリーが少なくても大丈夫。
英語を躊躇なく話す人が一番上達するのは早い。

といったことが話の核心であった。淡路キャンパスでも感じていたが、総じて教職員さんたちの雰囲気が良かった。

さて、せっかく加計さんの学校に来たのだから、と決めていたことがある。
それは「学食でかけそばを食うぞ!」というくだらないこと(笑)。

わくわくして学食に行ってみたら、お休み。
そうか、夏休みか!

食堂もきれい

完全に腹を空かせてスタンバイしていたのに。残念。