ミラーセラピーについて聞く

ミラーセラピーについて聞く

兵庫医療大学で「ミラーセラピー」について話を聞いてきました。神戸の人工島ポートアイランドにあります。めちゃ綺麗なキャンパス。
お話をいただいたのは、リハビリテーション学部の平上尚吾先生です。

脳に勘違いをさせる

近年、脳卒中のリハビリは「どんどん体を動かして脳を刺激する」のがセオリーとされます。
動く刺激で神経シナプスの再構成を促そう、という考えです。
先生は、関節可動域を増やす、抵抗をかける、日常動作を行う訓練といった理学療法や作業療法でのリハビリに、ミラーセラピーを併用することで脳に「麻痺した手が動くイメージ」を与える研究もされています。

ミラーセラピーでは、「ミラーボックス」という道具を使います。
箱の中央に鏡を立てたもので、鏡を挟んだ状態で両手を入れます。箱に両手を入れて、その間に鏡を差し込んで片手だけをグーパー、グーパーと動かします。

https://rehabili-shigoto.com/magazine/archives/4918より

たとえば左半身が不随の方の場合、右手だけしかまともに動かないわけですが、映像の通りで両手ともに正常に動いているかのように脳を錯覚させることができます。

確かに「あれっ?自分が動かしてるのは片手か?両手か?」という不思議な感覚を味わいました。
これが一度は「断線」してしまった神経シナプスの再構築を促すと考えられ、実施から1か月ほどで(もちろん他のリハビリも並行して努力された結果ですが)、劇的に回復するケースを拝見しました。

元々は手足を失った方の幻肢痛(消失した手足があるかのような痛みを感じること)の治療として開発されたものですが、近年はこうしたリハビリとしても注目されています。

余談

正門から入った正面に、メリケンパークでいつも長蛇の列になっている「BE KOBE」のモニュメントがある。
ここなら自撮りし放題(撮ったことないけど)!

学食もピカピカ。ただ食事を出すスピードが、これまで見てきた大学では最もゆったり。
雅な時間が流れております。

あとミックスカツかと思って注文したランチがまさかのチキンカツ3枚で、しかも見本より遥かに巨大。
1枚ずつソース変えたってこんなに食えるわけねーだろ!……と思ったが、学生は軽々と食べている……。そうか……私がもう若くないだけか……(キツすぎて衣を剥がして何とか食べた)。