『シン・ゴジラ』無事3回目

昨日深夜、無事帰宅しました。結局昨日も、ギリギリ2時間の空きを作って新宿のIMAXで観賞。3回目。
我ながら病気。観てない時間が禁断症状みたいになっている。

自衛隊と在日米軍はともにゴジラに完敗するわけだが、日本政府が繰り出す対ゴジラ最終決戦兵器の名は「無人在来線爆弾」。
これだけでも本作を見る価値がある!
 
「無人在来線爆弾」。
繰り返してしまったが、この熱血感あふれる言霊の力といったら。
品川でボロクソにやられた京急の敵を取るべく、山手線、中央線、常磐線、京葉線、東海道線、京浜東北線と本気のJR全車投入。
 
何回観ても、笑ってしまいながら心が奮い立つのを押さえきれない。興奮と涙と笑いが同時に押し寄せてくる。
 
東京駅周辺にそびえたつ高層ビル群も超がんばってた。
まさにゴジラVS三菱地所。
観客がたくさんいる映画館じゃなければ「ウォーッ!」と叫びたかった。
この先10年は、東京駅に来るたびにニヤニヤできる自信があるな!
 
司令所が皇居北の丸にある科学技術館というのも見逃せない。
  
今回、やっとパンフも入手。どこも売り切れ続出でなかなか買えなかった。
 
鑑賞中は、隣に座った60代くらいのスーツ姿の渋いおじさんが面白かった。
途中でゴジラのテーマ曲が流れると、急に体を前後に揺らして一緒に口ずさむ。

うるせーなと思いながら我慢してたんだけど、そのうち「ウウ、ウウ」と低いうなり声が聞こえてきて、エッと思って横を見るとスクリーンを見つめて嗚咽していた。
わかる、わかるぞ。その気持ち。
 
ただしさすがに3回も観ると、石原さとみが「イーオン仕込みのルー大柴」みたいに見えてきた。