邦画

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MieMU「高畑勲展」行ってきました

三重県総合博物館にて「高畑勲展」を観てきました。『ドラえもん』アニメ化を最初に企画したのが高畑さんだったとは知らなんだ。 そして多数の仕事のひとつひとつに、膨大に書き溜められたメモ。企画意図、キャラに込めるべき人格、物語に至る背景、作品をこの時代に描く意味、ストーリーの要点、全キャラの感情の起伏を示すテンションチャート、絵コンテの元案(高畑さんはマルチョンしか描けない)などなど。こんなに見せられて […]

映画ドラえもん のび太の新恐竜

子供と『映画ドラえもん のび太の新恐竜』を観てきた。てっきりドラえもん映画第1作「のび太の恐竜」のリメイクかと思ったらそうでなく、別ストーリーの「リブート」だった。つまり全く新しい「新恐竜」の物語であって、「新・のび太の恐竜」ではない、という意味だ。 現在と白亜紀・ジュラ紀を時空移動するいつものご一行であるが、ちゃんと気温や酸素濃度の違いに言及してあり、ひみつ道具で生存環境の違いをクリアしていたの […]

夜西監督の最新作『スティール・アンジー』

昨日は、神戸・元町インバウンド協議会の村山力さんよりご紹介をもらい、映画監督の夜西敏成さんとお会いしました。「チャレンジしなかったら後悔する」と一念発起し、40才をすぎて映像経験ゼロから映画を製作されている凄い方です。このたび長編2作目がほぼ完成とのことでした。 こちらは、長編第一作となった『サファイア』。 そして新たに完成した長編第二作目が、『スティール・アンジー』です。 映像を観てもらえればお […]

日本人俳優は「演技」しない方が良い

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■日本の役者の演技が酷すぎる。日本のドラマや映画に出てくる役者は何故あんなに演技が下手なのだろうか。基本的に日本の役者は皆「\演技中です/」というマークを頭上に出っぱなしでセリフを喋っている。 https://anond.hatelabo.jp/20180821141938 このことについては、『シン・ゴジラ』を観たときにも書いた。 舞台で見る日本人俳優は下手に見えないが、邦画で見る日本人俳優は大 […]

日本人役者の演技について

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日本のドラマや映画に出てくる役者は何故あんなに演技が下手なのだろうか。基本的に日本の役者は皆「\演技中です/」というマークを頭上に出っぱなしでセリフを喋っている。 日本の役者の演技が酷すぎる。 https://anond.hatelabo.jp/20180821141938 このことについては、『シン・ゴジラ』を観たときにも書いた。 舞台で見る日本人俳優は下手に見えないが、邦画で見る日本人俳優は大 […]

カメラを止めるな!

やっと観た。みんなが「まっさらな状態で観ろ」というので、しっかり守って、予告編も公式サイトの説明もチラシも一切視界から追い出して、何も分からないまま鑑賞。 結果、良かった。とても良かった。冒頭5分くらいで、「あれっ、これワンカットか?」と気付いて、「まだ繋いでる、まだ繋いでる」と、勝手に手に汗握っていた。我ながら見事に監督の狙い通りの観客だったはず(笑)。 中盤からは笑いの連続。劇場中で何度も爆笑 […]

日比谷シャンテのゴジラ

今日は始発で東京。午前中は帝国ホテルタワーで打ち合わせだったため、日比谷を通る。そういえば、と思って探して、アッ!あった!と見つけたゴジラ。シャンテとミッドタウンの前の広場。思ってたより小さい。 このサイズは知らなかったら気付かないよ。ただ近くまで行って、背後から見るとなかなか良かったのだった。

のび太の南極カチコチ大冒険

映画初体験の息子と一緒に。思えば僕自身の人生初映画も大長編ドラえもん第1作「のび太の恐竜」であり、感慨深いものがあった。 何せ息子にとっては生まれて初めての映画館だから、「もう帰る」と言われて途中で出ることも覚悟していた。しかし息子は2時間じっと観て「楽しかった!」とニコニコ。ありがとうドラえもん。 映画の内容は各所で言われた通り、下地が完全にH・P・ラヴクラフトの『狂気山脈』。私は映画を観に行く […]

宮崎駿氏が新作長編アニメ製作準備へ

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やっぱり。昨年11月に書いたことが現実へ。『君の名は。』『この世界の片隅に』というジブリのDNAを継ぐ作品の大ヒットで、宮崎駿の血が騒がないわけがない。 www.nikkansports.com以前のNHKドキュメンタリーで、宮崎駿はCGで短編作品を作ろうとしていた。なぜなら宮崎駿の長編引退宣言で、手元にアニメーターがいなかったからだ。しかしドワンゴの川上量生に変なCGゾンビを見せられ、宮崎は自ら […]

「ナウシカ」解釈:宮崎駿作品を通じて

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1/13の金曜ロードショーは、もう何度目なのか判らない『風の谷のナウシカ』でした。 mantan-web.jp 映画版はコミックス全7巻のうち、2巻中盤くらいまでを無理矢理まとめてあります。 どんな作家も、言いたいテーマを複数もつ人は少なく、大抵は1つの同じテーマを、手を変え品を変えて表現する。初期の宮崎駿は言いたいことと骨組みが一致して明快だった。それは「高みに登るためには、人は一度落ちなければ […]

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