アニメーション

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映画ドラえもん のび太の新恐竜

子供と『映画ドラえもん のび太の新恐竜』を観てきた。てっきりドラえもん映画第1作「のび太の恐竜」のリメイクかと思ったらそうでなく、別ストーリーの「リブート」だった。つまり全く新しい「新恐竜」の物語であって、「新・のび太の恐竜」ではない、という意味だ。 現在と白亜紀・ジュラ紀を時空移動するいつものご一行であるが、ちゃんと気温や酸素濃度の違いに言及してあり、ひみつ道具で生存環境の違いをクリアしていたの […]

ゴリアテとタイガーモス号を組み立て

全長19.2cmタイガーモス号 みんな大好き『天空の城ラピュタ』に登場する、軍の飛行戦艦「ゴリアテ」と、ドーラ一家の空中海賊船「タイガーモス号」のプラモデルを買った。タイガーモス号の方は2016年に発売されたものだが、ゴリアテは2019年12月20日に出たばかりのモデルである。 「接着剤なしでも組み立て可能」とはうたってあるが、やはりあった方が良い。かなり細い部品が多く、少し動かしただけで外れるこ […]

のび太の南極カチコチ大冒険

映画初体験の息子と一緒に。思えば僕自身の人生初映画も大長編ドラえもん第1作「のび太の恐竜」であり、感慨深いものがあった。 何せ息子にとっては生まれて初めての映画館だから、「もう帰る」と言われて途中で出ることも覚悟していた。しかし息子は2時間じっと観て「楽しかった!」とニコニコ。ありがとうドラえもん。 映画の内容は各所で言われた通り、下地が完全にH・P・ラヴクラフトの『狂気山脈』。私は映画を観に行く […]

宮崎駿氏が新作長編アニメ製作準備へ

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やっぱり。昨年11月に書いたことが現実へ。『君の名は。』『この世界の片隅に』というジブリのDNAを継ぐ作品の大ヒットで、宮崎駿の血が騒がないわけがない。 www.nikkansports.com以前のNHKドキュメンタリーで、宮崎駿はCGで短編作品を作ろうとしていた。なぜなら宮崎駿の長編引退宣言で、手元にアニメーターがいなかったからだ。しかしドワンゴの川上量生に変なCGゾンビを見せられ、宮崎は自ら […]

「ナウシカ」解釈:宮崎駿作品を通じて

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1/13の金曜ロードショーは、もう何度目なのか判らない『風の谷のナウシカ』でした。 mantan-web.jp 映画版はコミックス全7巻のうち、2巻中盤くらいまでを無理矢理まとめてあります。 どんな作家も、言いたいテーマを複数もつ人は少なく、大抵は1つの同じテーマを、手を変え品を変えて表現する。初期の宮崎駿は言いたいことと骨組みが一致して明快だった。それは「高みに登るためには、人は一度落ちなければ […]

観てきました『この世界の片隅に』

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観たいなあ、観たいなあと思いつつ時間がなく、ようやくにして、シネリーブルで『この世界の片隅に』を観てきました。 konosekai.jpこれは『シン・ゴジラ』みたいに「ここがよかった、あれが面白かった」といったことが言えない。本当は言えるんだけれども、下手に言うとこの作品を安く売ったみたいな気になってしまう。それでもって、感動もした。感動したんだけれども、「泣けました!」みたいな安易なことは、やっ […]

宮崎駿『終わらない人』その2

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もう誰も気にしてないと思いますけど。 gogotsu.com先日からずっと、宮崎駿を追ったNHK『終わらない人』のことをちょこちょこ考えていて、急に「あっ!」と思い至りました。あの、宮崎駿がドワンゴの川上量生氏を罵倒するシーン。あれは「人間の尊厳」とか「生命への賛歌」といった話ではない。 というのも、スティーブ・ジョブズの人間性を説明するエピソードに、「1週間前、ボロクソに罵倒した社員のアイデアを […]

六本木ヒルズ「ジブリの大博覧会」

2時間の隙を見つけ、ダッシュで六本木ヒルズに行き「ジブリの大博覧会」に行ってきた。 改めて分かったことは、自分はジブリに関して好きなものは2つあるということ。それは「宮崎駿という人」と「ラピュタ」。ちなみにナウシカはコミックスが至高。 そして何より好きなのは宮崎駿本人。 僕はこの人の、理屈屋で怒りっぽくて自虐的で、でもすごく人なつっこくて、それでいて何もかもを諦めてるようにも見える、そんなおしゃべ […]

『夢と狂気の王国』を観てきた感想

16日はシネマズミントのサービスデー(1,000円)。というわけで観てきました。『風立ちぬ』の制作に追われるスタジオジブリをとらえたドキュメンタリー。 僕は宮崎駿の声が大好きです。俳優・声優でそういう人っていないですけど、宮崎駿の喉に何かからんだ低い声は、ずっと聞いてて飽きない。で、この作品は全編、宮崎駿がぶつぶつつぶやきます。たまりません。 以下、観てきたばかりの感想書きます。長いです。 宮崎駿 […]