PROFILE
近藤隆己(KONDO,Takaki)
1975年生、京都市出身。学生時代、上村くにこ氏・稲村恵子氏の文章教室で学ぶ。印刷会社で3年間、DTPとCTP(MacOS / Windows / Scitex)を修得し、会社を辞めた翌月、大学に戻って研究助手・ゼミ講師となる。その傍ら商業出版で初の著書を刊行。大学と並行して中高一貫校、専門学校でも依頼を受けて文章創作の年間講座を開講。
その後、作家・高嶋哲夫のアシスタントとして、原子力、防災・減災、教育をはじめとする先端知識の調査・資料収集を日常的に行う。
また有限会社風企画ディレクターとして書籍・ムック・雑誌等のライティング(ゴーストライティング含む)・企画・編集、ウェブコンテンツのディレクション等を行った。
2023年より社史・記念誌・書籍ライティング「アークライツ」として独立。
(公)日本文藝家協会正会員。
アークライツとは
19世紀初め、世界最初の電灯として人々が目にし、その後の世界のありようを変えたアーク灯(Arclight)。
また旧約聖書に記された、神と人の契約をおさめた箱をアーク(Ark)と呼びます。はたまた物語の構成において、複数に分かれて語られる一連のストーリーを結ぶ横糸もまたアーク(Arc)とされます。
これらを取り合わせて、さまざまな方と、その契約と権利(Rights)を尊重し、世代や環境を超えた人々を結ぶ物語の横糸を照らし、多様に書く(Writes)役割を全うする。
そんな思いを込めて名付けた屋号、それが「アークライツ」です。
何ができるの?
紙媒体では主に社史・記念誌・書籍のライティング・編集・校正などを、ウェブ媒体では医療・士業の方のテキストコンテンツ、各種先端研究や教育事例のインタビュー記事制作などをお手伝いしています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
誰でもたのめるの?
公に発表されるものだけでなく、極私的なテキストに至るまで「書く」ことについてあらゆるご依頼を承っています。お気軽にご相談ください。
講師
※単発ではなく、通年で行っているものです。
◎啓明学院中学校・高等学校 土曜選択講座「伝える文章を創作する」講師
◎大阪デザイナーアカデミー マンガ学科 1年「シナリオ」/2年「ラノベ制作」講師
◎金木犀舎えほん教室 はじめの一歩コース・おはなしの作りかた講座/おはなしコース担当講師
著書
誰も教えてくれなかった縁切りの知恵 ~温故知新 古代〜江戸の秘法~(言視舎)
うっとおしい!本当は絶ちたいそのシガラミ、どうすればいいでしょうか?現代の知恵と温故知新で対処します
【縁切りの技術】
年賀状、お中元・お歳暮など/先輩・後輩、同窓会/近所付き合い、町内会、自治会
きょうだい(相続)/友人、サークル/親戚付き合い/SNS/男と女/夫婦/親子
【温故知新】
■江戸庶民の「縁切り」おまじない
■縁切り榎ーー板橋宿の一画にある噂の樹
■離縁を叶えてくれる女神たち
■オリジナル「縁切り絵馬」を作る
■離縁・離婚の歴史
■全国の縁切りスポット厳選30
■復縁法とそのスポット15ほか
内なる人は日々新たに ~聞き書 尾崎八郎回顧録~(風企画)
二〇〇三年、近藤隆己さんが『世の光、地の塩』という本を書いてくれた。
そこに描かれたのは、主に私と関西学院のかかわりについてだった。それから十五年余が経ち、理事長・院長を退いて啓明学院とのかかわりに一段落がついた。その間に感じたこと、悟ったことを改めてまとめてもらおうと考えた。
本書では、私がさまざまに思索した根本を捉え直しつつ、これからの教育にこのように取り組んでくれたら、という要点をまとめてくれている。
タイトルは、彼が「尾崎先生が言いたいのは、こういうことですか」と示した一節から取ったものだ。私は一読して深く頷いた。
見えるものは、教えるのも教わるのも簡単だ。簡単に解った気になれる。しかし本当に大切なことは形にできないものに隠れている。もちろん言葉にできないわけではない。ただその核心はごくシンプルなものだから、言葉にした途端に平凡にさえ聞こえてしまう。
子どもたちは私に多くのインスピレーションを与えてくれた。彼らもまた、私にそう言ってくれることがある。それが私にとっての啓明学院だった。
何か特別なことをしたとは思っていない。
若い人たちとの出会いがあり、彼らの目覚ましい成長にかかわることができたことを深く感謝している。そんな、ありがとうという気持ちを感じ取ってくれたら嬉しい。
——尾崎八郎によるまえがき
ネクスト私学II ~in the future~ 未来型グローバル教育へ変革する20校の挑戦(晃洋書房)
「この本は子どもたちにとって、保護者にとって、そして働く教師にとって良い学校とは何かを教えてくれる。日本の教育は私学から蘇ると確信しました。」
——ロバート・D・エルドリッヂ(国際政治・歴史学者、元大阪大学准教授)
「次の時代に求められる教育とは何なのか。各校のリーダーが考え抜いた答えがこの本の中にあります。」
——森上展安(森上教育研究所 所長)
刻々と変わりゆく国際情勢に伴い、求められる能力・価値観も変化する。
本書では、グローバル時代に対応する教育の有りようを担うため、改革による劇的な進化・成長を遂げた20校をピックアップ。「学校は変わることができる」をテーマに、時代と教育を率いるリーダーの考え方・熱意・教育プログラムを事例とともに紹介。教育はこれから先どのようにあるべきなのか、未来を見据えた学校運営の発展を描きだす。『ネクスト私学――教育新時代に挑む19の変革物語』に続く第2弾。
とわの森三愛高等学校(北海道)/宮城学院中学校高等学校(宮城県)/和洋国府台女子中学校・高等学校(千葉県)/かえつ有明中・高等学校(東京都)/聖学院中学校・高等学校(東京都・男子校)/千代田女学園中学校高等学校(東京都)/広尾学園中学校・高等学校(東京都)/明法中学・高等学校(東京都)/八雲学園中学校・高等学校(東京都)/湘南学園中学校高等学校(神奈川県)/羽衣学園中学校・高等学校(大阪府)/花園中学高等学校(京都府)/洛星中学校・高等学校(京都府)/育英西中学校・高等学校(奈良県)/智辯学園和歌山中学・高等学校(和歌山県)/和歌山信愛中学校・高等学校(和歌山県)/三田学園中学・高等学校(兵庫県)/雲雀丘学園中学校・高等学校(兵庫県)/岡山学芸館高等学校(岡山県)/神村学園中等部・高等部(鹿児島県)
ネクスト私学 ~教育新時代に挑む19の変革物語~(晃洋書房)
「この本には、各学校の子どもたちへの思いが詰まっています。学校運営にかかわる人、子どもの学校教育に悩む保護者に、ぜひ読んでもらいたい一冊です。」
——森上展安(森上教育研究所 所長)
「次の時代を構築していく人材をどのように送り出せば良いのか。19校の実践がその大きなヒントとなる。」
——川東義武(教育研究家)
日本中のすべての学校が、子どもたちの学力を伸ばし、健全な育成を目的に全力を注いでいる。その中で生き残り、さらに受験者数を伸ばし、大きく飛躍している学校がある。その差はなぜ生まれているのか。どこが違うのか。本書では、日本各地で大胆な変革を遂げ、多数の志願者を集めている私立中・高等学校19校をピックアップし、それぞれの試行錯誤の歴史をたどり、さらなる高みを目指す学校運営の姿を描きだす。学校との出会いが、子どもたちの人生を変える出会いとなることを祈って。
栄東中学校・高等学校(埼玉県)/昌平中学・高等学校(埼玉県)/工学院大学附属中学校・高等学校(東京都)/駒込中学校・高等学校(東京都)/東京都市大学付属中学校・高等学校(東京都)/獨協中学校・獨協高等学校(東京都)/佐久長聖中学・高等学校(長野県)/京都学園中学高等学校(京都府)/京都橘中学校・高等学校(京都府)/東山中学・高等学校(京都府)/西大和学園中学校・高等学校(奈良県)/大阪偕星学園高等学校(大阪府)/開明中学校・高等学校(大阪府)/桃山学院中学校高等学校(大阪府)/啓明学院中学校・高等学校(兵庫県)/神戸龍谷中学校高等学校(兵庫県)/滝川第二中学校・高等学校(兵庫県)/明誠学院高等学校(岡山県)/沖縄尚学高等学校・附属中学校(沖縄県)
マンガ・うんちくサバイバル術(KADOKAWAメディアファクトリー)【原案・執筆・監修】
ゾウは動物園における事故動物ナンバーワン!もし逃げ出したゾウに出会ってしまったらどうサバイブする?地震・火災から日常のトラブルまで、目からウロコの危険回避術が満載!
キャスト・アウェイ―無人島サバイバル術
タワーリング・インフェルノ―火災サバイバル術
アウトブレイク―ウイルス・細菌サバイバル術
フライトプラン―飛行機サバイバル術
オープン・ウォーター―海難サバイバル術
リメインズ―危険動物サバイバル術
スティング―詐欺犯罪サバイバル術
深夜特急―海外旅行サバイバル術
イントゥ・ザ・ストーム―悪天候サバイバル術
マルホランド・ドライブ―自動車サバイバル術
スクワーム―危険生物サバイバル術
運命を分けたザイル―山岳サバイバル術
パニック・ルーム―女性の防犯サバイバル術
狼たちの午後―暴力事件サバイバル術
アンストッパブル―電車サバイバル術
地震列島―地震サバイバル術
ヒアアフター―津波サバイバル術
ノア―避難生活サバイバル術
ジョン万次郎 二つのふるさとをあいした少年(星湖舎)【翻訳・編集】
ジョン万次郎の生きざまを描き全米で数々の賞を受賞した絵本『MANJIRO』が遂に邦訳にて出版!
この物語は、強い決意をもった才能豊かな少年が、ふたつの文化に育まれ、のちに日本が西洋と友好を深めるための重要な役割を果たしたという、本当にあった物語です。
なお、この絵本は株式会社CDGのご協力により、被災地である福島県内の全ての小学校、幼稚園、保育園、保育所、900カ所以上へ寄贈されました。
【体験者が明かす】巨大地震の後に襲ってきたこと!(宝島社)【共著】
家の再建・お金・仕事・心…私たちの「暮らし」はこう変わる
神戸・新潟・福岡。震災者からの警告とノウハウ!生活復興の「壁」を知る!
<目次>(部分)
序章 私たちの暮らしに何が起こるか?
■特別ルポ(1)……福岡県西方沖地震
“新耐震”のマンションになぜ被害が? 「震度6弱」があぶりだしたもの
■特別ルポ(2)……新潟県中越地震
あれから一年、旧山古志村住民の今 完全復旧は2007年春
■特別対談(1)環境考古学からの警告!
東京直下型地震!「地盤」が支配する23区の被災度
“危険度大”は縄文時代に海だった地域、洪水被害が頻発する谷部、そして旧河道上-。
■特別対談(2)阪神・淡路大震災の教訓
借地借家法が「神戸」の犠牲者を生んだ! 法律の壁を取り払い弱者救済を
第1章 住宅再建はどうなるか?
■ザ・二重ローン
避けられない住宅ローンの悲劇
■マンション区分所有法の悪夢
苦渋の選択「マンション再建か?補修か?」
世の光、地の塩(教育出版ユーデック)
教育は人なり。人との触れ合いこそが教育なのだ。どんなに立派な学校を作っても、そこで教える先生たちの存在が希薄であれば意味がない。関西学院、啓明学院で情熱を持ち、教育に生涯を捧げてきた私学人を追う。
NHK「ラジオ深夜便」かんさいストーリーにて放送(朗読:近藤富士雄、2005/3/18)
<尾崎八郎>
第3代高中部長兼中学部長(2001年3月に退職)。関西学院中学部、高等部を経て大学文学部史学科を1963年に卒業、大学院に進学したが、翌年社会科(歴史)教諭として中学部に就任。中学部の中核教員として活躍し、86年に同副部長に就任した後、高中一部長制を廃止し中学部長制を復活させた95年に中学部長に就任、同時に第3代高中部長を兼任した。初代中学部長矢内正一の新制中学部創設の理念を継承し展開することに意を用い、キリスト教主義私立学校の存立意義としてプロテスト性とチャレンジ性に重きを置きつつ、全人教育の充実に尽力した。学年を超えた生徒の交友を築くための「ハウス制」を新たに作り上げ、必修科目を週5日として生徒の自主的選択を重んじる「土曜講座」を開始するなど、創意に富む多くの改革を実施した。2001年に現在の啓明学院の前身である啓明女学院中学校・高等学校の校長に就任。その後啓明学院中学校・高等学校校長として教育現場に携わりつつ同学院の改革を進めた。
2010年から同学院の理事長・院長(院長は2013年度まで)。
関西学院事典より https://www.kwansei.ac.jp/r_history/r_history_008519.html
構成・編集(一部)
雑誌記事(一部)
サンデー毎日(毎日新聞出版)
ON and OFF「線香花火の記憶 一瞬の輝きに美学を感じて」(写真・冴木一馬)
ノジュール(JTBパブリシング)
特集「夏の夜空を彩る、一瞬の芸術」(写真・冴木一馬)
関西大人のウォーカー(角川クロスメディア)
大人の歳時記「澄んだ秋の夜空に癒される 星の輝きが楽しめる宿へ」
コロンブス(東方通信社)
連載「高嶋哲夫の「町おこし村おこしワークショップ」」
私塾界(私塾界)
連載「シリーズ・著名人に聞く」