第3回AJC定期勉強会

今日はAJCの定期勉強会でした。一応、主催者のひとりです。

先日の「おいもほり」でご一緒させてもらった方とばったり再会し、初めて会ったときはお互いジャージ姿だったのに、次はお互いジャケットを着て名刺交換しているわけで、最近「世間は意外と狭いな」と感じる今日この頃です。
 
勉強会の開催は、この日も兵庫県私学会館。
学習塾、私学、企業の各様より満席のご来場をいただきました。

内容は第一部として「私立高校によるミニセッション」。神戸星城高校、神戸セミナー&松陰高校神戸学習センター、神戸龍谷高校、神港学園高校、親和女子高校、蒼開高校、滝川高校の皆さまが登壇され、各校の特色や目指すところなどを語っていただきました。
 
第二部は、川東義武先生による「兵庫県公立高校・私立高校入試展望」。
これまでの兵庫県下の公立入試制度の変遷に始まり、過去から将来にわたる入試状況の変化とその影響、問題点、注目すべきポイントなどを、具体的で詳細なデータと共に見通す講演となりました。
 
さらに特別講座として、特進館塾長の野垣勝彦先生による「地域に根ざした学習塾のあり方 通知表UP編」。

これは先生が学校教育、塾教育に長年携わってこられた中で「20年目に気づいたこと」を特別に情報公開していただくというもので、公立入試における盲点(もちろんこれは、抜け道ということでなくて受験生と保護者が少し意識するだけで劇的に状況が変わるという意味です)を的確に指摘していただけるものでした。

大充実の1日で、私も本気でメモしまくりでした(笑)。
 
しかも勉強会はこれで終わらず、さらに教材メーカー様による教材展も開催。
個人的には作文・小論文添削の教材に注目でした。
文章添削できる人を育てるのは大変らしく、常に人材不足とのお話でした。論文を導入する学校は増えているのに、なかなかマニュアル化できないと。
あれっ、もしかして……と気づきの多い一日でした。