カワサキMACHⅢ500

先日完成していたカワサキMACHⅢ500。
毎晩寝る前30分ずつ、コツコツやってました。
いろいろ親切なタミヤ製と異なり、ハセガワ製のプラモデルは相変わらず「組み立てさせる気あるんか!?」「もし俺が小学生なら、泣くか暴れるかだぞ!?」と叫びたくなる。
これまで作ってきたバイクプラモで最高難度だった。

しかし、見方を変えるとこれが良いとも言える。
「部品をデフォルメして扱いしやすく」などしない。
リアルをきちんと追求している。そう解釈することもできる。
物事を悪く捉えず、だからこそ良いのだと考える。
これは小学生時代、ハウス名作劇場『愛少女ポリアンナ物語』より得た教訓である。
主人公ポリアンナは、どれだけの苦境にあろうと「よかった探し」をする。
その教えが純粋無垢であった小学生の私に染み渡り、今も変わらず純粋無垢な私に影響しているのである。
思えば他にも、ACのCMで観た「もったいないおばけ」もあった。
あれもまた小学生の私に大きなインパクトを残し、今でも「茶碗のお米は絶対に残さない」という形で体現している。
やはり教育は大事だ。
こんなのどうやって接着するの、と頭を抱える小さな部品が滑り落ちて行方不明になってぎゃああああと叫ぶたび、いや待て、だからこそ楽しいのだと思い直し、ありがたい教育を施してくださった全てに感謝の合掌をする次第である。