浜岡原子力発電所の内部を見学

御前崎浜岡原発に行ってきました。
体調は回復。
原子炉建屋の燃料プールを眺めたりしつつ、高さ22メートルの防波壁(防潮堤)の頂上にも登らせてもらいました。
砂上堤防と二重になっている防波壁、改良盛り土、陸側を囲む防火帯、潜水艦みたいな構造の建物。

地震にはこうだ、
津波にはこれだ、
外部火災にはこれで、
竜巻にはこれだぞ、
といった感じで思いつくかぎりの対策を施しているように見え、
いろんな是非があるとはいえ日本の土木・建築技術の結晶であることは事実でしょう。
 
ただし今回は撮影はできず、撮ったのは模型だけ。
稼動していない浜岡ですが、
現在も3000人以上が日夜働いていて、夕方になると出入り口は帰宅者で大渋滞。
なんだか不思議な感じがしました。

発電所というものは運転中は安定状態で、動かすときと止めるときが非・安定状態であり、停止している方が忙しいという不思議な事実。
発電所の近くで風力発電も行われていましたが、こちらは稼働させるとブレードが太陽光を断続的に遮ることによるストロボ効果への苦情が多いとのことで、なかなか大変なです。
確かに1日中やられるとおかしくなりそうな気はします。