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聞き間違い

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仕事してたら、電話が鳴った。 〈私、アフタヌーンティーの○○と申します〉   アフタヌーンティーって、ティールームやったり雑貨売ったりの、あのアフタヌーンティーだろう。 なんでそんな店が私の電話番号を?   自分が店に行ったとすれば、神戸大丸の中にある店舗だろうか。しかし半年以上は行ってないはず。   「はい」 〈近藤様でいらっしゃいますでしょうか?〉 「そうです」 〈はい。そうなんですね。このた […]

エセ募金活動

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JR三ノ宮駅前で信号待ちしてたら、募金箱抱えたおっさんが目の前にやってきた。「○○くんの肝臓移植に、募金をお願いします」 おっさんは左手に透明なパスタケースみたいなものを抱え、そこにお金を入れて欲しいという。 右手には、その○○くんについての説明書きを掲げているが、字が小さすぎて目をこらしても全然読めない。 普通はそんなのいちいち読まずに寄付するのかもしれないし、私だって普段だったら読もうとは思わ […]

文章を書く7つの法則

「文章を書くのが苦手」「何書けばいいのか分からない」そんな人のために、簡単に始められるポイントを並べておきます。 3つ用意する 物事を書く時、どう掘り下げるべきか。あなたがAという話題を書くとします。このとき「A」に対し、読者があなたに尋ねそうな3つの質問を考えてみましょう。例えば「私はお金が欲しい」と言いたいなら、 私はなぜお金が欲しいのか。 お金を手にして、何がしたいのか。 どういう方法でお金 […]

学習としての「ローマの休日」

映画は映画として純粋に楽しむといいんですが、起承転結とか序破急といった、物語の「構造」を勉強するのにいい映画というのもあります。 そのひとつが「ローマの休日」。 脚本はドルトン・トランボ。 DVDでは修正されていますが、映画公開時のクレジットは「イアン・ハンター」でした。 当時アメリカでは、マッカーシーによる「レッドパージ(赤狩り)」という思想弾圧がありました。 要は「アメリカから共産主義者を追放 […]

明治30年の神戸

先日蔵書の整理をしいて、大学生の頃に集めた古地図がどっさり出てきた。 こんなのあったなあ、という感慨にふけりつつ、そのうちのひとつをご紹介する。 以下は「明治三十年 神戸市図(図は旧字体)」というもので、 明治30(西暦1897)年3月25日印刷、定価10銭 著者は「大阪府平民」奥川寅之助氏、大阪西成郡の方です。 発行者は神戸市多聞の岩本郁文堂、代表は「兵庫県平民」山川鶴吉氏、神戸市元町の方。   […]

私たちの敗北、あるいは男の器について

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「器の大きい男がいい」という物言いがある。器とは何か、と言われると難しい。寛容なこと? 聡明なこと? それとも豪快なこと?しかし少なくとも、「これは器が小さい」ということならある。 とある店で読書していた。時刻は19:30。 すぐ近くの2人席で、20代後半くらいの男性が大声で怒鳴っている。向かいに座ったもうひとりの男性は、それを神妙に聞いている。ふたりとも、なぜかペアルックのような格好をしていた。 […]

岡山大学(2)

今日も岡山大学。 界面プロセス工学「マイクロ流路を用いたコロイド材料の開発」についてなど。 学内を散歩してたら、「勅諭御下賜記念碑」なるものがひっそり建ってた。 なんというか、国家と自分を重ね合わせるのが当たり前の時代だった戦前日本人にとって、こういったことが重要な「物語」だったんだな、などと考えたのだった。

奈良教育大学

今日は奈良教育大で(個人的には懐かしの)人文地理学について取材。 「奈良県橿原市から来た学生が、『奈良の南から来ました』とか言ってて、どこがやねん?!」ってなったという話など。 奈良の南半分って、生駒市や奈良市民の多くにとって薄闇に包まれてるという事実。

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