新しい本の打ち合わせ

今日はいろいろあったが、最後の打ち合わせは梅田で新しい本を作る打ち合わせ。
要旨は、大学を現在の前期後期(いわゆるセメスター制)ではなく、4分割のクォーター制としたら、いろんな面白いことができるよ、というお話。
著者のエルドリッヂさんは、下記のような人。

ロバート・D・エルドリッヂ(英: Robert D. Eldridge、 1968年1月23日[1] - )は、アメリカ合衆国の政治学者、元在沖縄米軍海兵隊外交政策部次長。
2000年10月から、平和・安全保障研究所の特別研究員を務めていた際、ハワイのアメリカ太平洋軍アメリカ海兵隊司令官のスタッフと意見交換する中で、政策提言する機会を得る様になった。2001年7月から大阪大学大学院・国際公共政策研究科の助教授を務める。
2003年、「沖縄問題の起源 ― 戦後日米関係における沖縄 1945 – 1952」を発表し、第15回 アジア・太平洋賞の特別賞[13]、第25回サントリー学芸賞・思想歴史部門を受賞。
2004年9月、太平洋軍司令部客員研究員、政治顧問に就任しハワイへ移住。2005年8月に退任し、大阪大学に戻る。
客員研究員時代に辺野古移設が棚上げ状態になっていた時に、SACOでの経緯を検証、総括、整理を行った結果、勝連半島沖に人工島を作り、基地機能を集約した「勝連構想」を提案。2009年2月、政権交代前に鳩山由紀夫当時:民主党幹事長、沖縄県選出議員に政策提言を行っていた。
2009年10月、大阪大学を辞任し、在日米軍沖縄海兵隊司令部の政治顧問に就任。長年過ごした京阪神から沖縄県へ転居し、沖縄の基地紛争の緩和の任にあたった。
(後略)

Wikipediaより抜粋

初めて会ったのが大阪大学時代なので、上記の来歴によるともう10年以上前ということになる。

で、クォーター制だが、これをきちんと実施すれば、大学教員にとっては研究や執筆に専念する・シンクタンクや国際機関に出て行く・大学雑務をまとめて行うなど、1年を有効活用する時間が生まれる。
学生にとっても、短期留学・ボランティア活動・フィールドワーク・論文執筆・就職活動などに集中する時間が生まれる。それに社会人であっても、3ヶ月単位であれば、休職してセミナー受講・博士号取得なども今より柔軟にできるだろう。
それだけでなく、大学職員も新たな立案や分析・研修・スキル修得などに充てることができる。

顔を隠しているのは私ではなく編集者の方(私自身はそんなに顔写真を隠していない……はず)。僕もちょっとお手伝いします。