タイフーンショット

今日午前中は、子供と公園を走り回って体力を消耗してもらい(あまり期待した効果はなかったが)、午後はお仕事の一環でこちらに参加。

ムーンショット型研究開発事業 ミレニア・プログラム
https://typhoonshot.ynu.ac.jp/

土曜日に4時間以上拘束されるイベントにもかかわらず、参加者は最後まで400名以上を維持していたそう。

かの寺田寅彦は「地震津波台風のごとき西欧文明諸国の多くの国々にも全然無いとは言われないまでも、 頻繁にわが国のように 劇甚な災禍を及ぼすことは甚だ稀である」と書いた。
地震・津波は、東京直下型地震と南海トラフ連動地震の脅威が日一日と迫っている。
くわえて台風もまた、気候変動により今後(というか今年?)より凶暴なものが日本に到達すると言われる。

というのも、これまでフィリピンあたりを襲ってきた巨大台風を産み育てた海水温に、日本周辺のそれが近づいてきているからである。
海抜0メートル地帯の忌避や、上層階も必ず雨戸を付けるといった話は、これからあたりまえになってくるだろう。
タイフーンショットとは、かつてJFKがアポロ計画にあたって述べた「ムーンショット」にちなみ、台風の巨大エネルギーの資源活用に本気でチャレンジするものだ。

現在、既に台風の常時監視と高精度予測は実現しつつある。次はどうやってこれを制御するか。
考えられるのは、台風の外側から水蒸気流入を抑える「ガス欠」作戦、海面水温を下げる「給油ストップ」作戦、10度以上熱くなっている目を蒸発冷却する「打ち水」作戦など。
どれもハードルはきわめて高いが、シミュレーション判定が可能なところまでは来ている。

ロードマップとしては、2030年までに部分実証、2040年までに調節実証、2050年までにサービス実現へ。