「帝都」東京を散歩する
- 2017.10.27
- 雑記
代々木公園の周辺を散歩など。
戦前の「商都」大阪と対照的に、戦前の東京は「軍都」でした。代々木の一帯の広大な敷地(公園、NHK、公会堂、区役所など)は、当時は陸軍の練兵場。
現在は、平和なお花見の名所として有名です。
ちょっと歩いてみましょう。
まずは、代々木公園の西口から南に歩いて見つけたのが「日本航空発始之地記念碑」。1910年、初めて航空機の飛行に成功したことを記念したもの。隣には操縦した陸軍大尉の胸像がありました。
こんな場所から飛んだんだな、と。
次は、公園内を東に横断して「オリーブ広場」へ。歌やダンスの練習をする若者がたくさんいました。
少し離れた見本園の方にあるのが「閲兵式の松」。
練兵場の閲兵式で、明治天皇がここに立ったということらしいです。
代々木公園を出て、公会堂に向かって歩きます。NHKホールの向かいに渋谷税務署があり、その角にあるのが「2・26事件」慰霊碑。
ここで好きな男性に告白すると、「226(夫婦ロック)」でうまくいくんだそうな。恋する女子の前には青年将校たちも形無しですな。
少し足を伸ばして西早稲田の戸山公園へ。
箱根山を登ると、頂上から戸山教会が見えます。ここがかつての陸軍戸山学校。今は教会と幼稚園になっています。
またすぐ近くにある円形の柱は、軍楽隊の野外演奏場跡。
あー、よく歩いた。というわけで「駆け足の散歩」終了。うまく時間がつぶれまして、打ち合わせに向かいます。
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