子供の読書感想文

長男の夏休みの宿題「読書感想文」。
まず課題図書を4冊読み、感想を書く1冊を選ぶことに。
 
課題図書とは、読書感想文コンクールで指定されているものだ。
そういう本なら面白かろうと思って自分も読んでみたが、どうもいまいちな感じがする。
一冊だけ面白いものがあったが、長男に聞いてみたら同じ印象(同じ1冊が面白く、他3冊はつまらなかったとのこと)でホッとした。
 
で、感想文を書かねばならないのだが、どう書けばいいのかハタと止まってしまう。
なのでこちらがインタビューし、落書き帳に下書きをしてもらった。
その上で、あまり先生に怪しまれない程度に添削を行い(笑)、原稿用紙に清書をする。
 
それでも文章をスマートにしすぎたせいで、今度は文量が規定に達しないと分かった。
そこで改めてインタビューを繰り返し、別の視点を導入して内容を付け足す。
もちろんただ付け加えるだけでなく、全体の順番も調整しておく。
 
その結果、当初想定しなかった論理展開が実現し、よしよしとほくそえむ私なのであった。
 
文章が下手な人の共通点は推敲をしないことである。
推敲すれば誰でも上手くなるのである。
なぜなら上手くなるまで推敲するからだ(循環論法……だが真実)。