乳幼児連れのパリ旅行17(6日め・最終日のお買い物)

乳幼児連れのパリ旅行17(6日め・最終日のお買い物)

ついに最終日。結局行けなかった場所がたくさんあった。
乳幼児連れでの海外旅行が、一人旅やカップルや夫婦での旅行と決定的に違うのは、「あらゆることが思い通りにならない」ということである。

小さい子どもを連れていると、どんなお店でも自由に入れるとは限らない。そりゃ強引に入れないことはないだろうけど、騒ぐんじゃないか、走り回るんじゃないか、何か壊してしまうんじゃないか……と親は神経を削られてしまう。

ましてやベビーカーであれば、なおさら出入口や座席の間に余裕があることを事前に確認しておく必要がある。
ちょっとした段差も「ああ……これを越えないといけないのか……」と思うし、エレベーターがなくて階段のみなんてこともある。

たとえばこういう場所。歩道はきわめてせまい上に、日本ではお目にかかれない密度の縦列駐車になっている。
(フランスに限らず、海外に出ると案外目にする光景ではある)
一応慎重に出入りするようですが、無理な時はぶつけて押しのけるからよろしくな、という感じ(そのためのバンパーだろ!というロジック)。

基本的には歩道を進むが、車が寄せられすぎていると車道に出ないといけない。しかし歩道の段差が思いのほか高くて気が滅入る。

また裏路地や夜道などは、自分だけの時以上に警戒しないといけない。万が一のことが起こった場合、脱出が難しくなる。
車道なども、幼児はたまに大人の発想では考えられない飛び出し方をする。

それに幼児は移り気でもある。走り回るなと言っても走り回るし、そのくせ突然にエネルギー切れを起こす。
大人なら「これ以上動くと後でしんどくなるから、今は体力を温存しておこう」みたいな思考が働くが、彼らは「今俺は走りたいのだ。走れなくなった時は大人がなんとかすればよい」と本気で思っている。
こうなると抱っこするしかないので、大人は事態に備えてなるべく軽装でいなければならない。

それでいて同時に、こまめな水分補給も必要だから、子ども用のジュースやちょっとしたお菓子、乳児であればおむつ、おしりふき、ビニール袋、着替えなどがないわけにはいかない。
そういう意味では、ベビーカーは荷物を運ぶ有能なキャリアカーとなる。

デパート「ボン・マルシェ」

さておき、そんなこんなで最終日はいろいろ買い物をした。
まず午前中はボン・マルシェ(Le Bon Marché Rive Gauche)へ行く。
世界最古の百貨店だそうです。

店内で感じたのは、ディスプレイのセンスがいいこと。お金かかってるとかじゃなく、きざったらしくもなく。
品があって、ワクワク感もある。

食料品売り場では、レジは全て店員さんが着席していた。日本では立ち仕事で当たり前になっていて「そういうもんか」と思っていたが、こうやって着席しての対応を見ると「立ちっぱなしって異常だな」と思う。

 1 Confiture Fraise 9.5ユーロ
 1 Confiture Peche 9.5ユーロ
 1 Quetscges D’Alsa 9.5ユーロ
 1 Miel du Gatinais 9.9ユーロ
 3 Beurre Cru 15.9ユーロ
 1 Beurre Echire 3.4ユーロ
 1 Creme de Marrons 4.2ユーロ
 1 Gep Mout Cassis 1.9ユーロ

途中、長男がレゴの巨大なエッフェル塔が欲しいと言い出した。
こんな高いもの買えないよ!と断ったところ、せめてもの思い出に写真に撮っていた(笑)。なんか、すまん……。

アイスクリームのお店「ル・バック・ア・グラス」

ボン・マルシェの帰り道、アイスクリームを買い食い。「奇跡のメダル教会」の近くにある。
このお店(Le Bac a Glaces)は全て天然のフルーツと材料を使っていて、保存料・着色料ゼロ、というのが売り。
かなりの有名店で、普段はかなりの行列らしい。この時は客が誰もいなかったのですぐ買えた。8.5ユーロでした。

というわけで、いったん宿に戻って買ってきたいろいろを食べる。

チーズ専門店「ヒサダ」

午後、チーズを買いに「ヒサダ」へ。パレ・ロワイヤル近くのリシュリュー通りにあります。
チーズ熟成士の最高位、MAITRE DESFROMAGERSを持つ久田早苗さんのお店。もちろん日本人初です。

ヒサダの店内。店員さんも日本人なので気軽に質問できます。

マドレーヌ寺院

マドレーヌ寺院。この中には入らなかった。
ただ、この周囲にいろんなお店がある。

ピエール・エルメ

マカロンいくつか買いました。

3 Macaron Signature 2.5ユーロ
2 Macaron Infiniment 2.2ユーロ

フォション

マドレーヌ寺院を囲む店のひとつ。フォション。

メゾン・ドゥ・ラ・トリュフ

トリュフのお店。トリュフ自体は高くて買えないなーと思い、トリュフ入りのサンドイッチを食べ歩くことにしました。美味しかった。
これでも30ユーロ近くした。

La Maison De La Truf 29.8ユーロ

オペラ・ガルニエ

オペラ・ガルニエ。これまた中に入る時間(と体力)はなかった。

コンコルド広場

ついでにコンコルド広場のオベリスクを遠目に眺める。これはエジプトのルクソール神殿に2本建っている内の1本を持って帰ってきてしまったものだ。
無理矢理強奪した、というわけではなく、エジプト総督の正式な許可を得た「プレゼント」らしい。ほんまかいな。
ちなみにフランスからは巨大な時計が返礼として贈られ、カイロの時計塔にはめこまれている。

帰路につく

本来の約束では宿を12:00にチェックアウトして退出しなければならなかったのだが「今日は夕方までそのままいらっしゃって大丈夫ですよ。ただ掃除人が来ますけど」というオーナーのご厚意で、結局夕方までそのまま滞在させてもらった。

飛行機の時間は夜(20:30発)だったので、それまで荷物を抱えて移動かあ、と思っていたが大変に助かった。これのおかげで手ぶらでたくさんウロウロできたわけである。

結局、チェックアウトしたのは17:00で、手配したタクシーでシャルル・ド・ゴール空港へ。料金は73ユーロほど。

帰りは日本航空。日本語が使えるのがすごく気楽。乳幼児がいるということで最前列の席にしてもらえました。

ただ実際は、ずっとこうやって足の上に乗せて抱っこしていた。キツかったなあ。

着いたのは羽田空港で、ここでレンタルしていたポケットWi-Fiを忘れず返却。今回の旅行では現地でプリペイドSIMを買うことも考えたが、日本国内で接続状態をテストしておきたかったので、こちらにして良かったと思う。
ひとり旅ならトラブルも楽しいですが、乳幼児連れだとどうしてもね。

というわけでパリ旅行の諸々、終わり!