乳幼児連れのパリ旅行3(1日め)

乳幼児連れのパリ旅行3(1日め)

5月2日午前。ついにパリに着いた。
フランスでは、空港からパリ市内までのタクシー料金は法令で定額となっている。
シャルル・ド・ゴール空港からパリ市外中心部へは、ほぼまっすぐ南下する。そしてセーヌ川の右岸地区を選べば50ユーロ、左岸地区で55ユーロだ。
右岸か左岸かというのは、西方向を基準に見ている。セーヌ川は東西に走っているから空港から見て手前(北側)が右岸で、川の向こう(南側)が左岸ということになる。

タクシー運転手のおじさんはここで市内の北西方向に回り込み、凱旋門から市内に入って、エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、ルーブル美術館と通りながら目的地へと向かってくれた。
ありがとうおじさん。

事前に複数の情報収集を行って分かっていたが、ここのところ暴徒化しているジレ・ジョンヌ(黄色いベスト運動)の気配はない。彼らは土日に活動するらしい。
 

パリ市内に到着。

今回、ホテルではなくアパルトマンを借りたのには理由がある。
子どもが小さいから、キッチンと洗濯機があることが重要だったのだ。その代わり、食事は全て自分たちで調達しなければならない。
場所はオルセー美術館から徒歩1分のいいところ。向かいにルーヴル美術館が見えている。すぐ近くにセルジュ・ゲンズブールの自宅もあった。
つまりパリ市内でもかなり高級住宅街なのだが、それでいてとんでもなくリーズナブル。妻が半年以上前から用心深く探し当てた物件であった。
ありがとう、うちの妻(さい)。

ちなみに場所はここ。
 

外観。扉を開けると中庭があり、奥に進むと玄関がある
入口を入ったところ。奥に中庭と玄関。

リーズナブルだったのには、少し理由がある。
建物の外装工事が始まってしまい、建物が足場に覆われて窓の外を職人がうろうろするということで割引のオファーがあった。
 

チェックインも通常は午後3時だが、「空港から直でどうぞ。午前中で結構です」とのことであった。
空港到着が午前中であり、大荷物を抱えて15時まで乳幼児と共にどう過ごしたものかと悩んでいたのが解消された。
ありがとうアパルトマンの人。

で、確かに建物はいかにも工事中の雰囲気なのだが、「工事する人」は結局夜まで一人もあらわれなかった。もっと言うと滞在期間中一度もあらわれなかった。全くの騒音なし。確かに足場があるのは見栄えが悪いが、窓の外を人が歩いていた、なんてこともゼロ。
ありがとう工事の人(?)。
 

キッチン。日本人向けに炊飯器もある。左下にあるのはミーレの洗濯機。
浴室。最上階なので天窓から光がふりそそいでくる。アメニティは全てロキシタンだった
寝室。こちらも天窓あり。もちろん閉めきることも可能

そうそう。アパルトマンには小さな本棚があり、限られた冊数の日本語書籍があった。旅行者が置いていったやつかな?
ガイドブック多数。
 

小さな本棚。ガイドブックが並ぶが一番手前になぜか阿川大樹氏の『終電の神様』。

そこにまぎれて、個人的にFBでつながっている阿川大樹氏の『終電の神様』があった。
こうやって著者の知らないところで、本も旅をしているんですね。
既に読んだ本ですが、もう一度読んでおきました。なんとなく。
(つづく)