六甲を越えて有馬へ

六甲を越えて有馬へ

毎年この時期になると、六甲登山をしています。
一昨年と昨年は芦屋側から攻めたので、今年は灘側からのルートにしました。
あんまり歩きたくなかったので(登山するのに歩きたくないというのもどうかと思うが)、まず阪急六甲から、バスに乗って六甲ケーブル下駅まで行きます。

一緒にバスに乗っていた人たちはみんなケーブルに乗ります。当たり前か。
GW中は、子供無料だそうです。
私たちは、ケーブル駅右の道を登ります。道に入ってすぐ案内板があるのでよく見ておく。
老人ホームがいっぱい建ってる急坂を登っていくと、山道に入ります。

標識を見て、六甲ケーブル山上駅をめざす。
途中、鉄塔があるのでその横を通ります。鉄塔の横というのは本当に「真横」で、鉄塔の右脇を無理矢理登っていく感じです。
鉄塔右にある登山道に入ると、渦ケ森の方へ行ってしまいますので注意。
ひらけたところにベンチがあります。

神戸が一望できます。曇り空ですが、暑すぎず寒すぎずでいい感じです。

このベンチのある場所から先へ行こうとすると、いきなり左右ふたつの道があります。
左の道にある木に赤いペンキで矢印が書いてありますが、右へ行きます。
そのうち「油コブシ三角点」という岩場に着きます。

ひたすら登り続けて、ケーブル山上駅。
ケーブル下から、ちょうど1時間30分ほどでした。ちなみにケーブルなら10分の距離です。

駅の中。風情があります。

バスに乗って、六甲山牧場へ。
もし歩くなら、山上駅から丁字ケ辻を経て、牧場まで1時間30分ほど。

家族連れ、カップルでにぎわってます。
ちょうどお昼で、持ってきたお弁当を食べました。
芝生でお弁当を食べる場合、眼下に羊のエサ場がある場所は避けた方がいいです。
お昼の鐘が鳴ると四方八方から羊たちが猛突進してきて、そこらじゅうで激突された上に弁当を奪われるという阿鼻叫喚の図が展開されます。
羊は草食だと思ってましたが、別に草しか食べられないわけではないようです。
(以前、複数の羊に強襲され、生ハムやサンドイッチを食べられた私)

子羊を通せんぼする嫁。

途中、雨が降ってきました。
最初は小雨だったので気にせず丁字ケ辻まで歩いたのですが(およそ30分)、あいにく本降りになってきたので、バスに乗って六甲山頂駅へ。
六甲有馬ロープウェイに乗って、有馬温泉へ。

外湯につかり、三宮までの直通バスに乗って帰りました。
ちなみに牧場のチーズ館では、500円で写真の羊が作れました。
嫁が喜びいさんで作っていました。
私にはよく分からないのですが、女性のハートをつかむものであるらしく、彼女ができあがった羊をもって歩いていると、老いも若きも幼きも全て問わず、すれ違う女性の多くが羊に注目していました。
(男はひとりとして見ない)