MacのTimeMachineが機能しなかった話

MacのTimeMachineが機能しなかった話

全く恥ずかしいことで自慢げなどと思われたくないのだが、まだオリンピックを一度も観ていない。
(文字では読むので、何も知らないわけではない。ただ動く様を見ていない)
その間、私はひどい目に遭っていた……。自業自得なんですけど。

まず我が家のテレビはリビングになく、あえてクーラーのない一室に置いている。
食事中はお互いの会話だけを楽しむ。スマホ禁止。
夕食後のわずかな時間も、テレビは子供たちがAmazon Prime VideoかYoutubeで占領している。

少しでもオリンピックの様子を知ろうとすると「観たくない!」と言われるし、私もそれを捺してまで観ようと思わない。
超朝型人間なので、夜明け前からテレビのない部屋で仕事をして夕食に至る。
つまり相当努力しないと、オリンピックを目にできない。

で、そういった努力を注げなかった一因が以下であった。

エピソード1〜3(省略)

エピソード4 新たなる野望

最近、仕事で使うMac(MacBook Air 2018)の調子がおかしいなーと思うことが多くて、
でも買い換えは今秋発表という新型を待ちたい。

ただOSをアップデートしていない(2世代前のMojaveのまま)ので、
ここはひとつ最新OSにして気分一新するか!と思ってしまった。

いつのまにこんなApple信者になったかと愕然とするが、
PCだけでなくルーター兼バックアップディスクとしてAirMac TimeCapsuleを使っている。

これがあれば、TimeMachineという機能でデータを個別に好きなようにロールバックできる。
だから何かあっても大丈夫。

そう思い、深く考えずにOSを上書きインストールすることにした。
空き容量が25GB必要だというので、
30GBも空いてりゃええだろと、インストールボタンを押す。

これが夜10:30頃。

夜0:30頃、もう終わってるかなと覗いてみたら、
プログレスバーが残り2mmくらいで止まっている。

あれ?と思ったが、調べると「気長に待つが吉」と書いている人がいた。
さよか、と寝た。

エピソード5 Macの逆襲

翌朝5:30。見ると全く同じ。残り2mm。
いやいや、これは完全に止まってるやろ!

仕方ない。
電源ごと落とすしかない。

で、起動してみたら、立ち上がりませんでした\(^o^)/

こういうとき、Macは「Command + R」で起動すると復旧メニューになる。
まだ焦りはない。
なぜなら私にはTimeMachineがあるからだ。

さて、アップデート前の状態に戻すぞと。
「サーバ○○への接続に問題が生じました」

えっ……戻せないの?
何度やっても同じ。まいったなー。

こんなにあるのにひとつも役に立たない


ディスクユーティリティで検査するが、問題はなし。
ただし残り容量が16GBほどになっている。

エピソード6 OSの帰還

とにかく起動できるようにしないと話にならない。
OS再インスト−ルを選択。

「空き容量が足りません」

なにいっ。とりあえず何ができるかな。
よし、インターネットリカバリーをしてみよう。「Command + Option + R」で起動。

結果、先ほどと同じ残り2mmでストップ。
やっぱりアカンか……。

くっそー。しょうがない。
上書きインストールは諦めよう。
TimeMachineにつながらないのが不安だが、他に手はない。

もう一度ディスクユーティリティを使い、ボリュームを1つ消去した。
これで200GBくらい容量が空いた。

ああ、消えていく僕のデータ……


さあ、もう不満はないだろ? 再インストールしてくれ。ぽちっとな。

「操作を完了できませんでした Permission Denied」

な、な、なにいいいっ!!

エピソード7 TimeMachineの覚醒

半泣きで一応、再起動。
するとなんということでしょう。

TimeMachineにつながった!
そうか、容量が空いたからか!!

よっしゃー!!ありがとうTimeMachine!!


よかったーっ、これで復旧だ!
復旧中というバーが進むのを、ホッとした気分で見守る

完了したので再起動。
……えっ……。

画面の真ん中に「?」マーク。
その下に無情な文字列。

support..com/mac/startup

おい……おい!!


そこから一切進まず。
どうしようもないよ、ここへ連絡してね、と言いたいのだな。

本格的に逝ってしまったのか、おまえ……。

エピソード8 最後のボリューム

いや、まだだ。まだ諦めない!
3度めのディスクユーティリティ。

今度は全てのボリュームを消去、つまり「工場出荷時状態」に戻したわけである。
OSもmojaveに戻った。

ようこそ、じゃないんだよおまえ……


できあがったのは、元のOSのまま、ただただデータが全て失われたMacである。

生まれ変わった全く新しいMac(macOS Mojave)だ


こんな悲しいことがあるだろうか。
ドラえもんが動かなくなったとあらゆる手を尽くして修理したら、
のび太の記憶を全て失っていた、みたいなものだ。

きっとのび太は泣くだろう。
私は泣いた。しかも半泣きから全泣きへとレベルアップだ。

これでは悲しすぎるので、せめてOSを最新のBig Surへアップデート。
さすがまっさらなMac。
トラブル皆無で順調にアップデートできた。

エピソード9 Big Surの夜明け

このとき時計は正午をすぎていた。12時間以上かかってこの結果……。
もはや全てのデータは取り戻せない。

そうだ、吹いた風のことを悩んでも仕方がない……。

ちなみにこれはロシアのことわざである。
ただし、本当に重要なものはDropbox、iCloud、Google Driveに自動で分散してあった。

こいつらがなかったら、危うく本気で路頭に迷うところだった……。

ローグ・ワン

とはいえ、ATOK2017の辞書はもう帰ってこない。
miの正規表現も直さなきゃ……。
Windows系の数十のフォントも入れ直しか……。
ああ、Noted.は文書をアプリ内に保存するからバックアップないんだ……。
Biscuitが動かなくなっている……便利だったのに……。
Mail.appがGmailと同期しなくなった……Sparkに変えるか……。
FileMakerを入れ直したら、以前は普通に動いていたスクリプトが動かなくなった……。もう調べる気力もない……。

何より、元に戻せた重要なもの以外のデータはもう……。

という感じで今に至る。

仕事をしつつ不便な順番に再構築している感じ。
Macを知らない人にはわけのわからない記述ですみません。
現場からは以上です。