毎日かあさん

西原理恵子のエッセイコミックを映画化。
漫画家のサイバラと、元戦場カメラマンの夫。
夫はアルコール依存症から入退院を繰り返し、ついには死を迎えるまでのお話。

前半「ダメ親父」だった夫が、後半本当に「親父がダメ」になってしまう。
笑った分、悲しみの揺り戻しが来ます。

全体的な骨組みは、以前観た『酔いがさめたら、うちに帰ろう』と同じです。
実話だから当たり前ですが、あちらは夫(鴨志田穣)の原作ですから夫視点、こちらは妻の西原理恵子視点で描かれています。
そのため同じエピソードなのに同じ話にならない。

またあちらでは浅野忠信の飄々とした感じが、ある意味夫に都合良く描かれた作品にあっていたし、
こちらは永瀬正敏の少し神経質な感じが「どうしようもない人」感を巧く出していて、
夫に全く都合良く描かれない本作に合致していました。

両方観るとより面白い。

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