パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会
指名手配中の銀行強盗である主人公が、正体を隠して豪邸に逃げこむ。
しかしそこの主人は恐ろしい秘密を隠しており、「恐怖の一夜」が幕を開ける、というお話。
悪党とはいえ凡人の主人公が、ハンニバルやアニーやジェイソンの自宅をわざわざ訪問しちゃったようなものだ。
ただしやってきた強盗を無理やり歓迎し、延々と続く豪邸主人の独演会はかなりアホらしい。
「ミザリー」みたいな胃が痛くなる展開ではない。特にプールで一緒に泳ぐところなどは爆笑必至。
普通なら強盗に押し入られた家主に同情するところだが、あまりにも運の悪い強盗がかわいそうになってきて、ぜひとも逃げてほしいと思えてくる。人間というのは勝手だな。
しかし面白いのは前半60分。
後半30分はどんでん返しといえば聞こえがいいが、「こんなオチはどうだ」「それだと矛盾が」「じゃあこうする」といじくり回す内に訳のわからん話になったという印象。一応、辻褄は合ってるようだが。
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