バーレスク

アイオワの田舎でくすぶってたクリスティーナ・アギレラが、華やかな舞台を夢見てハリウッドに来て、
シェールの経営するラウンジ「バーレスク」でその才能を開花させる!というお話。

こういうショービジネスものって、昔はもっと理不尽な意地悪なんかで主人公を追いつめて、
周囲はみんな主人公の敵、ひとりくらい理解者がいてもいいけど、常には助けない。
そんな状況を耐えて耐えて、最後にやっと認められるという展開が普通だったと思うんですが、
本作はそういうまどろっこしさはなし。

最初に助けてくれるバーテンダーは底抜けに優しいし、シェールも意地悪言わない。いい人。
同僚も普通。ひとりだけ敵がいるんですが、あっというまに陰謀を破って勝利。

つまりは割とススッと認められ、シャシャッと頂点に立っちゃう。
トップに立ってからも、本人への逆境はありません。
モテて困るなってのと、スケジュールが忙しくなったくらい?
これはアギレラの歌唱力を楽しむ映画です。

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