奇人たちの晩餐会USA

これはつまらない。
原作のフランス版が好きで、つい観てしまったが面白くない。悪いリメイク。
もちろんクスッと笑うくらいのことはあるが、特大のため息をつくシーンの方が多かった。

今回、ジャケットにも写っているハリウッド版のスティーブ・カレルの、
「ほら見て、うふ、えへ、ねえねえ、僕の面白い顔、えへえへ」
みたいなわざとらしい表情を見て大いに不安を覚えたが、不安を覚えるくらいなら観なきゃよかった。

オリジナル版に出てくる「国税庁の男」は、バカで要領が悪くどんくさい奴ではあったが非常識ではなかった。
そんなやつが「あいつはバカ」呼ばわりされて一人前に落ち込む表情を見せられても、万が一にも同情できない。この場合の「万が一」とは文字通り、10000分の1という意味だ。

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