レビュー

5/16ページ

シン・ゴジラにドはまり中

NO IMAGE

3日前に観ていらい、ずっと仕事の合間に『シン・ゴジラ』のことばかり考えている。『シン・ゴジラ』は邦画の将来を思えば、何がなんでも大ヒットしてほしい。なぜなら本作には、分かってない連中がくりだす「売れるしかけ」が一切ないからだ。 物語を停滞させるだけの、ヘタクソな家族愛・人情話・恋愛模様は一切ない。(一応言っとくが、私は恋愛モノ、家族モノ、人情モノは大好き。ここで言ってるのは「とってつけたような、ヘ […]

『シン・ゴジラ』をレイトショーで観賞。

怪獣プロレスを期待する人には全く向かない。 ただしゴジラによる圧倒的破壊描写は激アツ。最初に蒲田から上陸して品川に向かって北上するシーンも、陸海空全自衛隊による多摩川絶対防衛ラインも、東京駅での無人車輌による集中攻撃も手に汗握った。 で、怪獣パートも良かったけど、人間パートも凄く良かった。 本作の主眼にあるのは「人知を超えた大災害に、私たちの社会はどう立ち向かうのか」であり、自分的には最高だった。 […]

六本木ヒルズ「ジブリの大博覧会」

2時間の隙を見つけ、ダッシュで六本木ヒルズに行き「ジブリの大博覧会」に行ってきた。 改めて分かったことは、自分はジブリに関して好きなものは2つあるということ。それは「宮崎駿という人」と「ラピュタ」。ちなみにナウシカはコミックスが至高。 そして何より好きなのは宮崎駿本人。 僕はこの人の、理屈屋で怒りっぽくて自虐的で、でもすごく人なつっこくて、それでいて何もかもを諦めてるようにも見える、そんなおしゃべ […]

黄金のアフガニスタン展

先日「黒田清輝展」に行ったときに予告されていた「黄金のアフガニスタン」が気になりすぎ、今回ダッシュで上野の国立博物館に走って大急ぎで見てきました。結論から言うと、これはもうたまらん。最初から最後まで目をウルウルさせ、鼻をすすりながらの観賞。俺だけか。そんなことはないでしょう。 というのも、アフガニスタンの文化遺産というと、2001年にタリバンによるバーミヤン石仏の爆破がありました。歴史や文化という […]

上野国立博物館「黒田清輝特別展」

上野の国立博物館に行ってきました。 目当ては「黒田清輝特別展」。 美術館ではなく博物館で開催というのがポイント。 黒田清輝といえば「日本近代絵画の巨匠」「日本の西洋絵画の父」とか言われるわけですけど、現代の目で見ると技巧や構図でさほどの凄いものがあるわけではない。 割と平凡と言ってもいいと思います。 しかし黒田の絵は、まだ「西洋絵画」が全く理解されていない明治日本にその技術を持ち帰り、日本の美術行 […]

映画『スティーブ・ジョブズ』感想

登場人物全員が切れ目なく、めちゃくちゃにしゃべりまくるのが『ソーシャル・ネットワーク』っぽいな、IT企業をめぐる群像劇って自然にこうなるのかなと思っていたら、脚本がどちらもアーロン・ソーキンだった。 で、監督はあちらがデビッド・フィンチャー、こちらはダニー・ボイル。ダニー・ボイルは過去『スラムドッグ・ミリオネア』や『トレインスポッティング』の監督で、僕はこの人を「ハッタリ野郎」だと思ってきた。しか […]

ベビーメタル、Lady GaGaサポートアクト関連動画を一掃中

NO IMAGE

7月30日から始まったBABYMETALのレディー・ガガ前座。ここ数日、大量のコピー動画を含めて、ファンカムがあふれるほどYoutubeにアップされていたが、だんだん少なくなってきた。 以前からBABYMETAL動画を漁っているとわかるが、アミューズが明確な意志をもってYoutube対策を行っているものと思われる。 というのも、BABYMETALについてアミューズは、Youtube音源をブロックす […]

『夢と狂気の王国』を観てきた感想

16日はシネマズミントのサービスデー(1,000円)。というわけで観てきました。『風立ちぬ』の制作に追われるスタジオジブリをとらえたドキュメンタリー。 僕は宮崎駿の声が大好きです。俳優・声優でそういう人っていないですけど、宮崎駿の喉に何かからんだ低い声は、ずっと聞いてて飽きない。で、この作品は全編、宮崎駿がぶつぶつつぶやきます。たまりません。 以下、観てきたばかりの感想書きます。長いです。 宮崎駿 […]

レ・ミゼラブル

昨日、隙間時間をついてレイトショーで観てきた。全編ミュージカル。ほぼ全てのセリフが歌詞になってる。 しかもその歌が別撮りじゃなくてライブレコーディング。どうやって録ってんだろ。 で、映画が始まってすぐに、「なんだか分からないけど、ものすごい迫力」に圧倒された。胸にせまるというか、鳥肌が立つというか。ミュージカル特有の不自然さや唐突さがあるんだけれども、そんなの気にしてられないくらいすごい。 恥ずか […]

新人OL、社長になって会社を立て直す

前作『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』の続編となるビジネス・ライトノベル。 舞台は都内イタリアンのお店。 読み始めた時は「平凡な、あまり売れない店」だったものが、終盤では読者である私も「この店なら通ってみたい」と思わされるほどに変貌します。 問題は、どのように戦略を立てるべきか。 もちろん「ものすごく美味しい料理を作る」とか「めちゃくちゃ安くする」といった話ではありません。 今ある条件の中 […]

1 5 16