交通安全協会に行ってきた

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ちょっと時間があったので、運転免許証の住所更新に行ってきたんですが。
署内に入ったらムワッと暑い。
冷房がなくて扇風機を10台くらいまわして仕事している。
このご時世に大変な事だ。おまわりさんは偉い。
しかし、免許の窓口に行ったら、「隣の建物に用紙があるので、そっちで書いてもってきてください」と言われる。

なんでだと思いつつ、警察署を出て隣にある建物へ。
そこは交通安全協会であった。
中にはものすごく丁寧なおねえさんがいて、子供をあやすように教えてくれる。

「こちらにぃ、ご記入いただけますぅ? そちらわぁ、一緒に確認しながら記入しましょうね♪」
これはこれで気持ちよかったが(笑)。

でもその用紙って、結局は持ってきた身分証明の内容を書き写してるだけなんだよね。
全てが無駄な作業。

用紙を書いたら、これまたバカ丁寧に透明なフォルダに収納してくれ、さらに上からクリップでとめてくれて、
「大事な書類が入ってますからぁ、中身を落とさないようにぃ、このクリップをちゃんと上にして持ってくださいね(はあと)」
と言われて、両手で包み込むように渡されてしまった。

なんとなく、新興宗教の勧誘に遭った時のことを思い出す。
入口で気持ちよくポワーンとさせて、中ではボロクソに罵倒して思考を破壊。教組のありがたいお話で新たな観念を植え付けて、また出口でポワーンとさせてうれし涙。みたいな。
いや、うれし涙流してたのは私ではないが。

となると、私がこの書類を持って警察署に戻ったら、おまわりさんに罵倒されるのだろうか。
あれ。協会費くれって言われなかったな。
むしろティッシュくれた。

そんなことを考えつつ戻ってみると、窓口に箱が置いてあって「住所変更をご希望の方は、ここに書類を裏向きに入れてお待ちください」と書かれてある。
窓口の警官はこっちに背中を向けて電話で談笑中。
書類を箱に入れるが、気づいた様子は0%。
どうしたものかと目の前の椅子に腰掛けてみる。

数分後、電話が終わったようである。
こっちを見ろ!と念じてみるが、気づく様子もなく、またもや受話器をもって新たな番号をプッシュしようとしとる。
ええい、こっちを見んか!と腕組みして目からサイクロップスのようにビームを発射してみると、ようやく「あっ」とこっちを見た。

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で、ちょっとびくっとしている。
どうやらビームを発射しすぎて、一瞬だけ歌舞伎の隈取りみたいな顔になっていたようだ。
手続はすぐに終わった。

でも運転免許の住所変更って、背面にその旨記入するだけなんだな。
新しくなるのかと期待してたのに。