おまえらエンジンふかすな

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わりと空いた電車に乗っておったら、駅のホームにリュックサックと水筒を抱えた大量の小学生軍団が見えました。
扉が開く前から、ワーワーキャーキャーと聞こえている。
「あっ、この車輌に乗る気だな」と判ったのですが、特にそれで悪い気がしたとかいう話ではありません。
私にも小学生時代はあったわけですし。
まず最初の状態。
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小学生たちが乗り込んできました。たぶん小学2~3年生といったところ。
遠足だと思いますが、みんなテンション高いです。
ちょっと揺れたりするたびにキャッキャッ言ってます。
先生は「みんなは座ったら駄目ですよー」と。
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ところが私の左右が空いていることに、興味を持ち出す連中が。
じりじりと小さな連中が距離をつめてきます。
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ついに座り始めました。しばらくは先生も気づかず。
他の子供が「あー、いけないんだー」とか言いだしています。
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次の駅で停まった頃に、やっと先生が気づいて近づいてきました。
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先生にくっついて接近してくる大量の小学生。
なぜか俺のまわりの大人たちだけ、ちょうど降りる駅だったんだよ、という感じでいなくなってゆく。
グラディウス3のキューブラッシュのように囲まれていく俺(参照)。
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それで気づいたんだけれども、子供ってなんだか発熱量がすごいのよ。
立ってたら上空の空気があるからさほど感じないと思うんだけど、座ってるもんだから、もろに熱気が襲ってくる。
これで3駅分ほど移動したので、だんだん汗がにじんできた。
それで小学生たちが去っていくと、一陣のさわやかな風が。
す、涼しい……と思ってしまったのだった。