レビュー

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映画『少女たちの羅針盤』感想

先月、映画「少女たちの羅針盤」を観てきました。言いたいことがたくさんあるので、ネタバレ有りの感想を言います。まず、あらすじ。 新進女優の舞利亜は、映画の撮影ため廃墟となったホテルに赴くが、撮影開始直前になっても脚本が届かず、ホテルの壁に不気味な落書きをされる。誰かが自分を陥れようとしていると感じた舞利亜は、4年前の高校時代、友人たちと結成した女子高生劇団「羅針盤」で起きた殺人事件を回想する。現在と […]

隠れた名作「ワニワニパニック」

最近、とんとゲーセンに行かなくなった。たまに入ってみると、カードを購入しないといけないとか、多人数筐体だったりとか、一見では理解の難しいシステムだったりとかで、そんなにやりこむ気はない、ややこしいルールを覚える気もない自分には縁遠い存在になってきた。 そんなアミューズメント施設の中でも、もう20年以上、全国で現役稼働している超ロングセラーゲームがある。単純でわかりやすいルール、適度なプレイ時間、老 […]

中国東北料理・味香苑

以前から気になっていた、三ノ宮の中国東北料理「味香苑」に行ってきた。ビルの8F。エレベーターを降りるといきなりテーブルと椅子。 そこは店舗ではなくエレベーターホールなのだが、もうそこも店舗にしてしまえ、というアバウトさ。ただしホールだから寒い。数台の石油ストーブがガンガンに赤くおこっている。それでも寒いのでエレベーターホールを避けて店内に入る。 すると、どう見てもかつてスナックだったであろう店舗を […]

映画『RED』

昨日の2月1日、映画の日なので1000円で観てきた。一番最後の回だったが、神戸国際松竹で客は割くらい。 見終わった瞬間、思わずつぶやいた感想は一言で「あー、面白かった」。映画館で映画観た!という満足感といおうか。話はおおざっぱだし、演出はB級っぽい。あえて、真面目にふざけているといった作品で、俳優の持つパワーで画面を統制し、やっと成立している感じ。 ブルース力(りょく)、モーガン力、マルコヴィッチ […]

好きな歴史系漫画

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最近、歴史ものとして書かれた漫画のレベルがもりもり高くなってきてると思いませんか。 史実と創作がわやくちゃにならないように、膨大な情報をうまく消化している作品が多いと思います。 編集者個人がよほどの好き者なのか。歴史やってる大学院生あたりが動員されているのか。 それともそういうのを調査する専門集団でもいるのか? 私個人としては、高嶋さんの資料調べは全般的にやらせてもらってますが、『乱神』のときは鎌 […]

元町の四川料理「蜀」

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元町にある四川料理の店、「四川曹家官府菜・蜀(suu)」でお昼ごはん食べてきました。 場所など、詳細はこちらで。 本当はすぐ近くにある洋食屋の「帝武陣(テムジン)」や、セルフで天ぷら食べ放題の「い草製麺所」に行きたいんだが、結局どうしても足がここに向いてしまう。 味の方は、四川料理というだけあって、辛いです。 詳しいことは分かりませんが、複雑にスパイスが組み合わせてあって、こってりしつつさっぱりし […]

シュラッテンバッハのシュトーレン

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近所にあるシュラッテンバッハ(Schrattenbach)というパン屋で、シュトーレンを買いました。 シュトレン(独: Stollen)は、ドイツの菓子パン。シュトーレンとも表記される(ドイツ語の発音規則としては正しくないとされる)。生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれており、表面には砂糖がまぶされている。ドイツでは、クリスマスを待つアドベントの間、少しずつスライスして食べる習慣がある。 発 […]

映画で観る第一次大戦(1)

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チャーチルは、第一次大戦(1914~1917)についてこう言った。 「戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった。アレキサンダーや、シーザーや、ナポレオンが兵士達と共に危険を分かち合い、馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する。そんなことはもう、なくなった」 それらがとっくに消滅していたのであれば、こんなことは言わないわけです。 以下を観ていただければわかると思うのですが、第二次大戦と […]

最近観た映画

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DVDですけど。 『フィリップ、君を愛してる!』 フィリップ、きみを愛してる! [DVD] 発売日 : 2010/11/04 出版社/メーカー : Happinet(SB)(D) 現在服役中である天才詐欺師、スティーブン・ラッセルの実話がベース。 スティーブン(ジム・キャリー)は刑務所内で、フィリップ・モリス(ユアン・マクレガー)に恋をする。 そしてあらゆる手立てを使ってアタックをかけ、フィリップ […]

武士の家計簿

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1日元旦に観に行ってきました、『武士の家計簿』。 江戸時代末期、加賀藩の「御算用者」(ごさんようもの、現在の日本における地方公共団体の会計管理者にあたる)を担っていた猪山家。その8代目・猪山直之のもと、膨大に膨れ上がった猪山家の借金返済に一家を挙げて奔走する姿と彼らの家族模様、そして藩内の政争や幕末維新の動乱に否応なく巻き込まれながらもそれを乗り越えてゆく直之と息子・成之や家族の姿を描いた作品であ […]

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