明治30年の神戸

先日蔵書の整理をしいて、大学生の頃に集めた古地図がどっさり出てきた。 こんなのあったなあ、という感慨にふけりつつ、そのうちのひとつをご紹介する。 以下は「明治三十年 神戸市図(図は旧字体)」というもので、 明治30(西暦1897)年3月25日印刷、定価10銭 著者は「大阪府平民」奥川寅之助氏、大阪西成郡の方です。 発行者は神戸市多聞の岩本郁文堂、代表は「兵庫県平民」山川鶴吉氏、神戸市元町の方。   […]

私たちの敗北、あるいは男の器について

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「器の大きい男がいい」という物言いがある。器とは何か、と言われると難しい。寛容なこと? 聡明なこと? それとも豪快なこと?しかし少なくとも、「これは器が小さい」ということならある。 とある店で読書していた。時刻は19:30。 すぐ近くの2人席で、20代後半くらいの男性が大声で怒鳴っている。向かいに座ったもうひとりの男性は、それを神妙に聞いている。ふたりとも、なぜかペアルックのような格好をしていた。 […]

古代ローマ旅行ガイド

先日買った中の一冊。 タイトル通り、2000年前のローマ帝国を旅行するためのガイドブック。 観光地のみどころ、宿の取り方、ショッピング、遠方への送金、地域の名物料理など。 一般的な旅行ガイドと同じく、巻末は「旅行中、よく使いそうな会話」をラテン語で一覧にしてくれているので、いつタイムスリップしても安心である。 最初に驚いたのは、やっぱり「遠方への送金」だ。 旅行にはお金が必要だが、当時は紙幣などな […]

打ち合わせ、講演会、打ち合わせ

今日はまずお昼に梅田のヒルトンで待ち合わせ。地下の「新喜楽」で鴨鍋を食べながら打ち合わせとなった。 その後、15:30より大阪堂島の中央電気倶楽部で公開講演会。私が講演するわけではない。14:30には会場入りして、主催者の方に挨拶したり、セッティングしたり。会場はほぼ満席。明日だったら台風で中止になるところだった。 講演終了後は主催者の方のご厚意により、そのまま先方の常務理事、事務局長、演者、私の […]

パソコンの電源コード問題

仕事机の下で電源コードがごちゃごちゃしているのが気になる。ということで、タップごと机の裏側に貼り付けたらスッキリした。 両面テープは後々厄介なので、100均の手芸コーナーにあった「面ファスナー」(子供の財布なんかに使われるバリバリっと剥がすやつ)を使用。予想を超える強度があり、今のところタップが落ちそうな気配は皆無である。

ベランダを素足で動けるようにDIYする

  • 2018.09.02
  • DIY

イケアのフロアデッキ「Runnen」を買ってきた。1つ1つは32cmの正方形で、自由に組みあわせ可能。 ただし買ってきたそのままでは、雨風ですぐに痛んでしまう。ホームセンターでニス入りのペンキを買ってきて、事前に塗って乾かしておくと良い(画像のものは塗装済み)。 プランターまわりは、ホームセンターで買った大きめの白玉砂利で囲む。

100年前の写真で見る 世界の民族衣装

衣装を集めるだけなら今でもできるが、重要なのは「着こなせている」かどうか。 今から100年前は1910年代。第一次世界大戦の前後(1914〜1917)。 この大戦は、チャーチルが言う「戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られた」戦いだった。 逆に言えば、大戦の始まりにはまだ「アレキサンダーやシーザー やナポレオンが兵士達と共に危険を分かち合い、馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する」ような戦 […]

日清食品・安藤百福氏の人生は面白い

10月1日からのNHK朝の連続ドラマは『まんぷく』。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福氏と妻・仁子氏の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代にかけての大阪で懸命に生き抜く夫婦の成功物語、とのこと。高齢者にはノスタルジー、若い人には不屈の精神を伝える良い企画だと思います。http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/tag/index.html?i=12332 で、 […]

役に立たないが最高に面白い「トルコ料理」

妻がトルコ料理をやろうと図書館で検索し、名前だけで「ワールドクッキング・トルコ料理」という本を借りてきた。 ところが、いきなり冒頭から15ページにわたってトルコ民族の歴史について解説が始まり、続いて子ヤギの解体手順を懇切丁寧に4ページにわたってグラビアで紹介するなどの遊牧生活のレポート。さらにヒゲ男だらけのバザールの様子などが延々続き、ちっとも具体的な料理の話をしない(笑)。 実に丁寧な写真解説つ […]

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