ダイエーのモッくん

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最近、木曜日に関西のダイエーに行くと「木曜の市」というのをやってます。
で、そのキャラクターが「モッくん」。
おすすめ商品には彼のステッカーが貼られているので、「店内で僕を探してね!」というわけです。
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僕はダイエーでこれを企画して完成させたやつを「すばらしい職人」と思っていて、
なぜかというと、コンセプト、キャラクターデザイン、テーマのどれもが非常に完成度の高い「明るさ」を持っているからです。
ここ数年ダイエーの店内は妙な暗さがありました。
それは照明が暗いとかいう話じゃなく、何か疲れ切ってるというか、「どうせダメでしょ、私ら」みたいなネガティブなオーラが充満してたわけです(個人的に)。
各コーナーでオリジナル曲を流してたりするんだけど、変な場末感があったりした。
素人がDTMで勢いで作ったような、めちゃくちゃな展開のメロディだったりして。
ところが、あくまでも個人的印象にすぎないのだけれど、この「木曜の市」が始まってから、ダイエーの店内空気は明らかに変わりました。
この「モッくん」の明るさはある意味古くさいところがあるんですが、でもそれは非常に安定しているという意味でもあります。安心できるというのかな。
「木曜の市」が始まって1年は経ってないかもしれないが、半年以上は絶対経ってる。でも「またこれか」みたいな感じはなく、やっぱり何かうきうきした明るさがあります。
たとえば「男前豆腐」のような奇抜さはないけど、意図したイメージを過不足なく作り上げているような。
だから「職人」という言葉を思い浮かべたというわけです。
ちなみに木曜日はずっとこの「モッくん」のテーマ曲が流れていますが、これがすごくいい。
明るく上昇していくイメージで、ちょっとひねってるのにイラッとくる引っかかりはなくて、かわいいのに子供っぽくない。
ここで聞けます。
http://www.daiei.co.jp/topics/mokkun/mokkun.html
(ただし、↑で聞ける「ダイエー・モッくんの歌」はなぜか実際に店内に流れてるのとは、ところどころ違います。店内バージョンの方がいいです)
木曜日は(モクモク)
僕に任せて(モクモク)
いい物いっぱい(モクモク)
木曜もっくん木曜の市
朝と夕方 僕に会いにきて
モクモクモッくん木曜の市 メガホン持って あなたを応援
モクモクモッくん木曜の市 木曜日は僕に 会いにきて~