東京出張

東京出張
日帰りで東京へ出張。始発便の飛行機に乗る。 すると先日の台風21号の影響で関西国際空港が大ダメージを受けていることから、非常に多くのお客が神戸空港に流れてきているらしく超満員。 さらに持っていたクレジットカードの磁気が飛んだらしく、せっかく並んだスカイマークのチケット発行機ではカードの認証ができず、対面カウンターに並び直しという事態に怒髪天……になったりはせず、こういうこともあるな!と思いながら並んだ。 羽田空港でT先生と合流。先生は岡山空港からJAL便で来ていた。 まずは参議院議員会館に行き、さる議員秘書の方に面談する。 話したのは北海道夕張市の現状について。 なぜ夕張市の話をしているのかは言えないが、秘書の方から具体的な政治・政策状況、過去の経緯などを教えてもらう。 現在の鈴木直道・夕張市長、そして秋元克広・札幌市長、高橋はるみ知事。こちらの質問意図ではお三方の動向が非常に重要なため、表からは見えにくい事情や人格について知る必要があった。 突然のことなのに立て板に水といった語りで、すごく勉強になった。
続いて衆議院第二議員会館で勉強会「防災行政研究会」。 T先生はここで講演を行うのだ。 参加者は国会議員の方をはじめ、内閣官房、内閣府、消防庁の方、それから関係機関、業者の方など。 「昼食をとりながら」とのことで、自民党の人がよく食べてる様が映されるカレーライスか!とワクワクしていたらお弁当だった。ちょっと残念(美味しかったけど)。 午後はT先生と別れ、某ケーブルテレビの制作トップの方と待ち合わせ、憲政記念館へ。 「今日は雨だと聞いてたんだけどなあ」 と言いながらてくてく歩く。天気は快晴。暑い。 記念館に来たのは、ここにある「霞ガーデン」でさらに漫画家の方と落ち合って話をするためだった。少し早めに来てしまったので見学。 歴代首相の揮毫があったりして、「政治家を目指すなら習字は大事だな!」と深く感じ入った。 なんか下手だな、とかそういうことが言いたいのではない。 たとえば野田さんなんかは、「人が良くて無防備な感じ」がよく表現されていると思う。逆に世間では上手な字とされているAさんなどは、「確かに達筆だけど、なんか軽いな」と感じてしまった。 ほどなく待ち合わせの時間となり、漫画家の方と合流。ところが霞ガーデンは「本日はお食事での利用のみです」と断られた。 客席はガラガラなのに。でもこの杓子定規な対応こそ東京である。 自分は今東京にいるな!と深く実感して店を出た。
3人で歩いて国会図書館へ向かう。 初めて来たのでまずは利用者登録を行って入場する。 申請用紙に書いて受付で出したら、きれいなおねえさんが非常に丁寧な口調で子どもをあやすように説明してくれた。 昔は公共施設なんつったら、「あ?申請?そこ出しといて」とトレイを指さすなんてことが日常茶飯事だったが、時代は変わったものだ。 ただ丁寧な説明だったのは、面倒なクレーマー封じなのかなという気もした。これも時代の変化ではあるが。 で、館内の喫茶店に入り、2時間ほど打ち合わせ。
終えて外に出ると雨が降っていた。あんなに晴れてたのに。 別れて1人になり、本日最後の用事である目白の某団体事務所へ向かう。 この日は日帰りで帰りの飛行機をもう取ってある。 18時すぎには目白を出ないといけない。事務所についたら16時半頃。 ここで議員会館に居残っていたT先生と合流する手筈なのだが、電話がかかってきた。 「ごめん、電車乗り間違えた。今、湯島」 湯島というと上野の方である。乗り間違えただけでなく、乗り過ごしもあったようだ。 間違いに気づくハードルを次々に乗りこえてしまった、ということなのだろう。 そういうこともあるな!と理事長の方にお相手してもらいながら待つ。 17時半、ようやく合流となり、大急ぎで話をして空港へ。 今日はなかなか駆け抜けた感がある。