ダマされるとは奥が深いものである
つい先日、ある人(名前は秘す。A氏とする)から、「これって本物?」と相談された。あの元ZOZOの「前澤友作」氏からのFBメッセージであった……。 「あなたは特別に選ばれました。登録フォームにご記入ください。私の投稿をチェックしてください」「入賞おめでとうございます。私から100,000ドルの賞品を受け取りますか」 こんな内容である。私は頭を抱えた。なぜならA氏のテンションは「これで本物のつもりかw […]
つい先日、ある人(名前は秘す。A氏とする)から、「これって本物?」と相談された。あの元ZOZOの「前澤友作」氏からのFBメッセージであった……。 「あなたは特別に選ばれました。登録フォームにご記入ください。私の投稿をチェックしてください」「入賞おめでとうございます。私から100,000ドルの賞品を受け取りますか」 こんな内容である。私は頭を抱えた。なぜならA氏のテンションは「これで本物のつもりかw […]
ミッターマイヤー(以下、ミ)「なんと!彼女が犯人だと言うのか!?」オーベルシュタイン(以下、オ)「初歩的なことだよ、ミッターマイヤー君」ミ「くっ……。とにかくこのオーベルシュタインというやつは……」ロイエンタール(以下、ロ)「ばかばかしい。ミッターマイヤー、よく聞け。女という生物はそうしたものなのだ」ミ「いやしかしだな、ロイエンタール」オ「ふむ……。私も口数が多くなってしまったものだ……」ラ「卿ら […]
次男(3才)が起き抜けにアイスクリームを食べたいと言い出すので「朝から体に良くないよ」と言ったところ、ふてくされて台所にうずくまってテコでも動かんという態度を示した後、これでは怒りを伝え切れてないと思ったのか、手足をバタつかせてはこちらをチラリと睨む動作を繰り返すので、その動きに合わせて「信じられぬ大人との争いの中で♪」と尾崎豊『卒業』を口ずさむと、何かおちょくられているらしいことを悟った彼のさら […]
兵庫県警の防犯ポスターというのがあって、バスや電車なんかで見る。 「お金を貸して」愛する息子の声でしたか? そういう詐欺防止のものだが、そこに写る片岡愛之助の佇まいがコピーと合ってないこと甚だしい。ということで、神戸新聞の記事でのこの微妙な表情である。 片岡愛之助さん、妻紀香さん地元兵庫でポスターに 夫婦で防犯に一役https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/ […]
もうすぐ2才になろうかという次男であるが、最近「主語+述語」で話すようになり、わりと会話が成立してきた。(たとえば以前は「お茶」だったのが、今は「お茶飲みたい」のように) で、彼がある要求を通そうと妻の顔をひっかいた。「ごめんなさい、って言いなさい」と諭すと、プイッと横を向いたり、その場を去ろうとしたり、あるいは自ら別の話題を話しかけてきたりする。他のことは返事する。つまり理解して嫌がっているので […]
「今月中に」と言われた原稿があって、帰国してから本気出すとか思ってたら、1日2万字ずつ休みなく書かないと絶対間に合わないスケジュールになってたことに気づいた。 他の仕事も何かとあるので、ノルマはどんどん押されている。最初は「まあいけるやろ」と思って関係ない文章なんかもヘラヘラ書いていたのだが(この文章そのものがそれだが)、だんだん「ぶち殺すぞ……ゴミめらが……!」みたいなことを空中に向かってつぶや […]
仕事してたら、電話が鳴った。 〈私、アフタヌーンティーの○○と申します〉 アフタヌーンティーって、ティールームやったり雑貨売ったりの、あのアフタヌーンティーだろう。 なんでそんな店が私の電話番号を? 自分が店に行ったとすれば、神戸大丸の中にある店舗だろうか。しかし半年以上は行ってないはず。 「はい」 〈近藤様でいらっしゃいますでしょうか?〉 「そうです」 〈はい。そうなんですね。このた […]
JR三ノ宮駅前で信号待ちしてたら、募金箱抱えたおっさんが目の前にやってきた。「○○くんの肝臓移植に、募金をお願いします」 おっさんは左手に透明なパスタケースみたいなものを抱え、そこにお金を入れて欲しいという。 右手には、その○○くんについての説明書きを掲げているが、字が小さすぎて目をこらしても全然読めない。 普通はそんなのいちいち読まずに寄付するのかもしれないし、私だって普段だったら読もうとは思わ […]
「器の大きい男がいい」という物言いがある。器とは何か、と言われると難しい。寛容なこと? 聡明なこと? それとも豪快なこと?しかし少なくとも、「これは器が小さい」ということならある。 とある店で読書していた。時刻は19:30。 すぐ近くの2人席で、20代後半くらいの男性が大声で怒鳴っている。向かいに座ったもうひとりの男性は、それを神妙に聞いている。ふたりとも、なぜかペアルックのような格好をしていた。 […]
「淡路を行く者」とは、この作者急にローカルなところに来たな、としばらく勘違いしてた。 装丁見て「一体いつの時代の淡路だ?」と(いつの時代でもない)