読書

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蘇軾の詩歌と食べ物について

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蘇軾と言えば、その号である東坡の名のついた「東坡肉」(トンポーロー、豚の角煮)である。 「慢著火 少著水 火候足時它自美 毎日起来打一碗」(「食猪肉」)。 彼が豚肉を熟煮して作ったそれは「猪肉頌」によって有名になった。 その当時、豚肉は上等の食品ではなく、士大夫が食べるようなものではなかった。 しかし蘇軾は左遷地の黄州で初めて、これを賞味したのであろう。 また杭州での蘇軾は、西湖の治水工事を行うに […]

白洲次郎・正子の食卓

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『白洲次郎・正子の食卓』(牧山桂子) 白洲次郎・正子の食卓 牧山 桂子, 野中 昭夫 (7) 目で楽しむ本 カスタードプリンに眼を細める好々爺 一度は食べて見たいなあ 料理本としてはちょっと残念。。。 武相荘の食卓 まず最初に言っておくと、白洲正子さんは料理しません。もちろん次郎さんもしない。 著者の牧山さんはおふたりの娘さんです。 で、誰の食卓なんだというと、要は「両親ふたりにおねだりされて、い […]

「柳沢教授」の万年筆

先週のモーニングに載ってた「天才柳沢教授の生活」、読まれました?教授愛用の万年筆がなくなってしまって(教授の失言で、奥さんが隠しただけだけど)、教授が非常に困るというやつです。 それで登場した万年筆というのが、「セルロイドの緑の濃淡。日にすかして見たくなる」。そういう万年筆です。 もしかしたら、写真の感じですかね。僕のですけど。 読んでて、緑の濃淡でマーブル模様、もしかして……と思ったんですよ。ち […]

ヤクザとアジアと森薫

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まずは散髪に行ったら、隣がヤクザだったという話。 いつも行ってる安い大衆理容(美容院に行くようなおしゃれ心は、とうの昔に失ってしまった)に行くと、外から見えてる待合室に数人座ってました。 あ、並んでるな、と思いながら店に入ると、すぐに「どうぞ」と案内される。 あれおかしいな、と思って待合室を通りすぎつつチラ見すると、その数人というのが尋常でない。 ・五分刈りで紫のダブルのスーツを着て、がっちりした […]

ぐりとぐら

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書店で買ってしまいました。「ぐりとぐら」。 実家にもあるのに、どうしても欲しくなってしまって衝動買いです。 今さらこれを知らんやつがいるのかどうか知らないが、とりあえず概要。 野ねずみのぐりとぐらが大好きなことは、 「おりょうりすること たべること ぐり ぐら ぐり ぐら」 というわけで、2人(2ねずみ)はピクニックへ。 すると巨大なたまごを見つけたが、でかすぎて持ち帰れない。 そこで家から料理道 […]

集英社第四編集部のパーティー

今日は東京會舘で、集英社のパーティがありました。 貧乏性なので次々にごはんをむさぼり食べていると、ふと「うわっ、あの先生が!!」みたいな感じでした。 昔から読んでて好きだった先生がたに、次々に写真をお願いするミーハーな私。 ・山本夜羽音さん 「ばちかぶり姫」持ってます。 ・藤原カムイさん 「帝都物語」「H2O」持ってます。 ・野口賢さん 「傭兵ピエール」持ってます。 ・新沢基栄さん 「奇面組」シリ […]

ヒストリエ4巻を購入

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暑すぎて涼みに入った書店で見つけて、すぐ購入。 アフタヌーンを読んでおらず、いつ出るのか知りませんでした。 今回は備忘として、これから重要になりそうな人物で史実のものと合致しそうな人を、書いておく。 4巻では当初から始まっていた回想、 「なぜエウネメスは故郷カルディアへ帰還している──つまり、外の世界にいたのか」 がようやく終わり、時間軸がエウネメスの現在に戻りかけてくる。 エウネメスはボア村を襲 […]

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