読書

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戦争は女の顔をしていない

『戦争は女の顔をしていない』 これはすごい本だ。衝撃だった。第2次大戦のソ連で、飛行士、狙撃兵、看護師、洗濯部隊、機関士などとして前線にいた女性たちの物語。 「わたしは、戦線に行ったときまだ小さかったの。だから戦争中に背が伸びた」 「私は夫を葬るんじゃありません。恋を葬るんです」 「幸せって何かって訊かれる。殺された人ばかりが横たわる中に、生きている人が見つかること」 作中の台詞 原作はウクライナ […]

ぼおるぺん古事記、幽霊塔

先月買った本。まだ読む時間を作れてない。いつも「買った本はその日の内に読まないとダメだよ」と自ら言ってるにもかかわらず……。 『ぼおるぺん古事記』はこうの史代作。全3巻。古事記の原文書き下しのままでマンガ化した、かなり攻めてる作品である。 古事記原文は神話によくある「話が唐突に始まってすごいことを淡々とやって、唐突に終わる積み重ね」なので、神さま同士の感情がよく分からない。そこをこうのさんが見事に […]

宮崎駿「ブラッカムの爆撃機」

ついに手に入れました。自分でもなぜだが分かりませんが、宮崎駿の関連本はネット書店で買わず、リアル書店・古書店で出会えた時に買う。 『ブラッカムの爆撃機』は、宮崎駿の書き下ろしカラー24頁漫画付きで、しかもオビ付き美品。最高。これと出会うのに何年かかったことか……。Amazonだったら一瞬なんですけど。

古代ローマ旅行ガイド

先日買った中の一冊。 タイトル通り、2000年前のローマ帝国を旅行するためのガイドブック。 観光地のみどころ、宿の取り方、ショッピング、遠方への送金、地域の名物料理など。 一般的な旅行ガイドと同じく、巻末は「旅行中、よく使いそうな会話」をラテン語で一覧にしてくれているので、いつタイムスリップしても安心である。 最初に驚いたのは、やっぱり「遠方への送金」だ。 旅行にはお金が必要だが、当時は紙幣などな […]

役に立たないが最高に面白い「トルコ料理」

妻がトルコ料理をやろうと図書館で検索し、名前だけで「ワールドクッキング・トルコ料理」という本を借りてきた。 ところが、いきなり冒頭から15ページにわたってトルコ民族の歴史について解説が始まり、続いて子ヤギの解体手順を懇切丁寧に4ページにわたってグラビアで紹介するなどの遊牧生活のレポート。さらにヒゲ男だらけのバザールの様子などが延々続き、ちっとも具体的な料理の話をしない(笑)。 実に丁寧な写真解説つ […]

読みました『ニコライ二世とアレクサンドラ皇后 ロシア最後の皇帝一家の悲劇』

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革命前のサンクトペテルブルグは「北のヴェニス」「雪のバビロン」と呼ばれ、イタリアの建築とフランスの調度によって壮大華麗に彩られていた。人々はチャイコフスキーやボロディンを聞き、ドストエフスキー、プーシキン、ゴーゴリ、ツルゲーネフ、トルストイを読んだ。 ニコライ二世とアレクサンドラ皇后―ロシア最後の皇帝一家の悲劇 作者: ロバート・K.マッシー,Robert K. Massie,佐藤俊二 出版社/メ […]

新人OL、社長になって会社を立て直す

前作『新人OL、つぶれかけの会社をまかされる』の続編となるビジネス・ライトノベル。 舞台は都内イタリアンのお店。 読み始めた時は「平凡な、あまり売れない店」だったものが、終盤では読者である私も「この店なら通ってみたい」と思わされるほどに変貌します。 問題は、どのように戦略を立てるべきか。 もちろん「ものすごく美味しい料理を作る」とか「めちゃくちゃ安くする」といった話ではありません。 今ある条件の中 […]

大震災 欲と仁義

空き時間に読んだ本。 一冊目は荻野アンナ「大震災 欲と仁義」。 前半は副題の「欲と仁義」の仁義編にあたる。 つまり避難所で見たいい話が書いてある。 問題は後半、「欲」の部分。 避難所で起きる支援物資の私物化問題。 その中には誤解もあるし、謎のままの部分もある。 人は物事を隠されると、そこに裏があると勘ぐります。 しかし隠すには隠すだけの、やむをえない事情もある。 人間の日常は清濁いろいろあってグレ […]

星を継ぐもの

月面調査隊が、真紅の宇宙服を着た死体を発見。 チャーリーと名付けられたそれを調べると、死後5万年以上たっていた。 外見は人間と変わらない。これは一体? 中学生時代に本作を読んだアホの私は、「ページが真っ黒で難しくてわかんな~い」と、 読むには読んだがほとんど頭に入ってなかったのだった。 先日3時間ほど電車に乗る用事があったため、 時間つぶしになると思ってカバンに放り込んだ。 それで読み返すと、めち […]

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