星の王子さまの気づき
『星の王子さまの気づき』(三和書籍)西村英希先生翻訳の新刊。今年4月に活動の軸を日本へ移されたばかりというタイミングで、良い本が出されることになりました。 テグジュペリの『星の王子様』を読む中で気づく、普遍的な心の問題、生き方の問題についてを平易な語り口で読み解き、読者自身のそれぞれに置き換えて考える道を示してくれる本です。 たとえば王子とバラについて。地球で五千本のバラを見てしまった後の王子の視 […]
『星の王子さまの気づき』(三和書籍)西村英希先生翻訳の新刊。今年4月に活動の軸を日本へ移されたばかりというタイミングで、良い本が出されることになりました。 テグジュペリの『星の王子様』を読む中で気づく、普遍的な心の問題、生き方の問題についてを平易な語り口で読み解き、読者自身のそれぞれに置き換えて考える道を示してくれる本です。 たとえば王子とバラについて。地球で五千本のバラを見てしまった後の王子の視 […]
今日は久しぶりに事務所に行き、リアル会話。最近のよしなしごとを聞く。あまりにいろいろあって、本来の打ち合わせよりそっちの時間が長引く笑 その詳細をここに書くことはできないが、要は人間関係である。どうやっても他人の心は見えない。自分と他人には越えがたい壁がある。そこに妙味や悲劇がある。 思えば、人と人の心を隔てるATフィールドを破壊できればみんな幸せになる、分かりやすく言えば、ぬかに浸かったキュウリ […]
ミッターマイヤー(以下、ミ)「なんと!彼女が犯人だと言うのか!?」オーベルシュタイン(以下、オ)「初歩的なことだよ、ミッターマイヤー君」ミ「くっ……。とにかくこのオーベルシュタインというやつは……」ロイエンタール(以下、ロ)「ばかばかしい。ミッターマイヤー、よく聞け。女という生物はそうしたものなのだ」ミ「いやしかしだな、ロイエンタール」オ「ふむ……。私も口数が多くなってしまったものだ……」ラ「卿ら […]
長男の夏休みの宿題「読書感想文」。まず課題図書を4冊読み、感想を書く1冊を選ぶことに。 課題図書とは、読書感想文コンクールで指定されているものだ。そういう本なら面白かろうと思って自分も読んでみたが、どうもいまいちな感じがする。一冊だけ面白いものがあったが、長男に聞いてみたら同じ印象(同じ1冊が面白く、他3冊はつまらなかったとのこと)でホッとした。 で、感想文を書かねばならないのだが、どう書けばいい […]
『戦争は女の顔をしていない』 これはすごい本だ。衝撃だった。第2次大戦のソ連で、飛行士、狙撃兵、看護師、洗濯部隊、機関士などとして前線にいた女性たちの物語。 「わたしは、戦線に行ったときまだ小さかったの。だから戦争中に背が伸びた」 「私は夫を葬るんじゃありません。恋を葬るんです」 「幸せって何かって訊かれる。殺された人ばかりが横たわる中に、生きている人が見つかること」 作中の台詞 原作はウクライナ […]
先月買った本。まだ読む時間を作れてない。いつも「買った本はその日の内に読まないとダメだよ」と自ら言ってるにもかかわらず……。 『ぼおるぺん古事記』はこうの史代作。全3巻。古事記の原文書き下しのままでマンガ化した、かなり攻めてる作品である。 古事記原文は神話によくある「話が唐突に始まってすごいことを淡々とやって、唐突に終わる積み重ね」なので、神さま同士の感情がよく分からない。そこをこうのさんが見事に […]
ついに手に入れました。自分でもなぜだが分かりませんが、宮崎駿の関連本はネット書店で買わず、リアル書店・古書店で出会えた時に買う。 『ブラッカムの爆撃機』は、宮崎駿の書き下ろしカラー24頁漫画付きで、しかもオビ付き美品。最高。これと出会うのに何年かかったことか……。Amazonだったら一瞬なんですけど。
先日買った中の一冊。 タイトル通り、2000年前のローマ帝国を旅行するためのガイドブック。 観光地のみどころ、宿の取り方、ショッピング、遠方への送金、地域の名物料理など。 一般的な旅行ガイドと同じく、巻末は「旅行中、よく使いそうな会話」をラテン語で一覧にしてくれているので、いつタイムスリップしても安心である。 最初に驚いたのは、やっぱり「遠方への送金」だ。 旅行にはお金が必要だが、当時は紙幣などな […]
妻がトルコ料理をやろうと図書館で検索し、名前だけで「ワールドクッキング・トルコ料理」という本を借りてきた。 ところが、いきなり冒頭から15ページにわたってトルコ民族の歴史について解説が始まり、続いて子ヤギの解体手順を懇切丁寧に4ページにわたってグラビアで紹介するなどの遊牧生活のレポート。さらにヒゲ男だらけのバザールの様子などが延々続き、ちっとも具体的な料理の話をしない(笑)。 実に丁寧な写真解説つ […]
子どものために使っていたベビーダンスがありました。 元は祖母が使っていたものを譲り受けた、かなりの年代物。 子どもも大きくなってきたし、そろそろ潮時でしょう。 全体的に黄ばんでるし、子どもは好き勝手にシールを貼ってなんか汚いし……。 よし、じゃあ粗大ゴミで捨てるか。 いや、待てよ。この引き出し、中に棚板を入れたら本棚になるのでは……? どうせ捨てるつもりだったんだから、失敗したらそのまま捨てればい […]