インスタントWebを試した

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Complete Systemを、インスタントWebで公開してみました。
共有機能をさわるのは初めてです。
まず「アカウントとアクセス権の定義」を開く。
「拡張アクセス権」の、
[fmiwp]インスタントWeb公開によるアクセス
を編集して、管理者とユーザーのアカウントにだけアクセス許可を与える(チェックをオンにする)。
※今回はあくまで実験なので、ゲストユーザーのログインは認めず、管理者とユーザーのID・パスワードを知る者だけが閲覧できるようにしたためです。
次にメニューバーの [ 編集 ] → [ 共有設定 ] → [ インスタントWeb公開 ]
を選び、公開をオンにする。言語は「日本語」。
ここで表示されるURLをメモする。
「アクセス権セットによってユーザを指定」の「指定」を押して、先ほどのアクセス許可の指定を確認する。
後は別のマシンのブラウザで、メモしたURLを開く。
これで終わり。すばらしいですね。
買ってよかった、ファイルメーカー。
驚いたのは、意外とレイアウトを忠実に再現していること。
しかしオブジェクトやフィールドをもりだくさんに重ね合わせた上に、多段スクリプトを走らせたおす性格のため、細かい動作としては動いたり動かなかったり。
Web互換でないスクリプトステップがスキップされたり、透明にして配置しているボタン位置がずれてしまったりするのが、おかしくなる原因なのではないかと思います。
そこでインスタントWeb用のレイアウトを作りました。
とりあえずポータルで、住所録のレコード一覧を表示し、その横に入力フィールドをまとめた1つの計算フィールド表示するだけの、簡単なもの。
計算フィールドは、要は氏名、所属組織、自宅、携帯、メール……といった情報をひとつにまとめ、状況に応じて不要な語句や改行を取りのぞいたものです。
とりあえずは、そのデータを閲覧だけできるようにしてます。入力不可です。
instantweb_test.jpg
起動スクリプトもカレンダー関連のややこしい過程があるので、ブラウザで開いた場合はすっとばすように設定します。
具体的には、
PatternCount ( Get ( アプリケーションバージョン ) ; “ Web Publishing” ) = 1
これで正なら、普段の処理をすっとばしてWeb公開用レイアウトへ、負であれば通常通りということになります。