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スコセッシ『沈黙 サイレンス』

観たのは『沈黙』。いやー、良かった。 まず音。BGMがほとんどなくて、自然の音の響きが非常に良かった。 これまで自分の中で「音ベスト」は『ノーカントリー』だったが、本作をベスト1に差し替えても良いと考えている(何様だ)。 お話としては、主人公ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)は、しばしば自らの苦しみをキリストの苦難になぞらえる。 となると、キチジロウ(窪塚洋介)はユダなのかな。 しかし偶然な […]

神戸市立博物館「古代ギリシャ展」

家族で観てきた。しかし4才男子を連れて博物館というのは、なかなかの試練であった。 とにかく息子は展示物を見せても瞬時に飽き、走ったり大声をだそうとしたりする。館内でちょっと声を出しただけでエコーが凄い。途中でタコを描いた壺があったかと思うと、「タコ?タコ?足7本!え?8本?」みたいに騒ぐ。一応、子ども的には声のボリュームを普段よりかなり下げてはくれているが……。なだめすかし、抱っこをし、息子に通じ […]

「日本は神風で元寇に勝利した」は間違い

朝日新聞の記事でこのようなものがあった。 勝因は「神風」ではなかった?「元寇」に新たな見方https://www.asahi.com/articles/ASK147788K14ULZU00L.html asahi.com 有料会員ではないので記事の冒頭しか読めないわけですが、日本の元寇勝利の要因が神風ではないことは、当時の現場を想像すればすぐに分かります。何より最大の疑問は「なぜ元軍は、台風が来て […]

MacOSで画面を撮る(スクリーンショットを保存する)

画面全体を撮る 「shift + command (⌘) + 3」キーを押す。画像はデスクトップに保存される(以下同じ)。 選択部分だけを撮る 「shift + command + 4」キーを押す。ポインタが十字型に変わるので、撮影範囲の始点からポインタをドラッグして範囲を選択する。取り消す場合は、ボタンを放さず「escape (esc)」キーを押す。 ウインドウを撮る 「shift + comm […]

神戸ハーバーランドにあるジョージ・ローズのボールマシン

神戸ハーバーランドに立ち寄ると、子どもたちに混じって必ず見入ってしまうピタゴラスイッチのような大型機械「Din Don」がなくなっていました……。 いつもの、建物に入った途端に聞こえる「カーン、ピロピロピロピロ♪」という音色がないから、おかしいなとは思ったんですが……。修理中だそうです。ずいぶん前から上部構造が動いてなかったもんなあ。 これはジョージ・ローズによる「ボールマシン」というもので、近畿 […]

『シン・ゴジラ』無事3回目

昨日深夜、無事帰宅しました。結局昨日も、ギリギリ2時間の空きを作って新宿のIMAXで観賞。3回目。我ながら病気。観てない時間が禁断症状みたいになっている。 自衛隊と在日米軍はともにゴジラに完敗するわけだが、日本政府が繰り出す対ゴジラ最終決戦兵器の名は「無人在来線爆弾」。これだけでも本作を見る価値がある! 「無人在来線爆弾」。繰り返してしまったが、この熱血感あふれる言霊の力といったら。品川でボロクソ […]

『シン・ゴジラ』鑑賞2回目

成り行きで、電力会社の偉い方と2人で観賞。 日本の原子力行政について、電力会社や原発の問題点を忌憚なく(しかも現場の実情やデータ込みで)話せる貴重な方です。 映画館を出た後はずっと、「あのシーンはどうだったか」「これについてはどう感じたか」みたいなことを話し合ってました。 1回目と2回目で観ていて変化したのは、ゴジラに対する感情。1回目はひたすら怖かったのが、2回目はゴジラが哀れでなりませんでした […]

シン・ゴジラにドはまり中

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3日前に観ていらい、ずっと仕事の合間に『シン・ゴジラ』のことばかり考えている。『シン・ゴジラ』は邦画の将来を思えば、何がなんでも大ヒットしてほしい。なぜなら本作には、分かってない連中がくりだす「売れるしかけ」が一切ないからだ。 物語を停滞させるだけの、ヘタクソな家族愛・人情話・恋愛模様は一切ない。(一応言っとくが、私は恋愛モノ、家族モノ、人情モノは大好き。ここで言ってるのは「とってつけたような、ヘ […]

『シン・ゴジラ』をレイトショーで観賞。

怪獣プロレスを期待する人には全く向かない。 ただしゴジラによる圧倒的破壊描写は激アツ。最初に蒲田から上陸して品川に向かって北上するシーンも、陸海空全自衛隊による多摩川絶対防衛ラインも、東京駅での無人車輌による集中攻撃も手に汗握った。 で、怪獣パートも良かったけど、人間パートも凄く良かった。 本作の主眼にあるのは「人知を超えた大災害に、私たちの社会はどう立ち向かうのか」であり、自分的には最高だった。 […]

六本木ヒルズ「ジブリの大博覧会」

2時間の隙を見つけ、ダッシュで六本木ヒルズに行き「ジブリの大博覧会」に行ってきた。 改めて分かったことは、自分はジブリに関して好きなものは2つあるということ。それは「宮崎駿という人」と「ラピュタ」。ちなみにナウシカはコミックスが至高。 そして何より好きなのは宮崎駿本人。 僕はこの人の、理屈屋で怒りっぽくて自虐的で、でもすごく人なつっこくて、それでいて何もかもを諦めてるようにも見える、そんなおしゃべ […]

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