洋画

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ガリバー旅行記

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ジャック・ブラック主演のコメディ。 時は現代、新聞社でメール係の男がバミューダ海域で遭難、小人国にまよいこむというお話。 よく判らないノリが多くて、全体としてはついていけませんでした。 以前観た『センター・オブ・ジ・アース』と同じで、ちょっと子供ノリかな。 小人国は中世ヨーロッパ封建風ですが、途中から唐突にロボットバトルになります。 どういう文明観だ。 ラストのこれまた唐突なダンスで、自分の心が急 […]

クレイジー・ハート

かつては大ヒットを飛ばしたが、今は鳴かず飛ばずでドサ回りしてるロカビリー歌手のロードムービー。 主人公をジェフ・ブリッジスが演じています。 かつて自分のサブをやっていた若者が売れっ子になっていて、その前座をやらされる屈辱。 でも実入りがいいから断れない。 しかもその売れっ子がまた、いい奴。 それだけに振り上げた拳を持っていく場所がない。 すぎた時間は戻らない。その悲哀。 また主人公は、若い頃はダメ […]

トゥヤーの結婚

中国の内モンゴル自治区における少数民族を扱った作品。 「まあ、ドキュメンタリー見るくらいの気分だな」なんて思ってたら、めちゃくちゃ面白かった。 主人公のトゥヤーはすさまじく働く母親で、息子がひとり。 羊を放牧しつつ、毎日水をくみに10キロを往復してる。 夫は事故で下半身不随になり、以来働けない。 しかしトゥヤーもトラックに挟まれた男友達を救おうとして、ぎっくり腰に。 これでは生活が立ちゆかない。 […]

月に囚われた男

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近未来、月に単身赴任している鉱物会社の男。 話し相手はロボットだけ。 3年の契約期間もあと2週間、という時になって、 基地の外で不審な事故車を見つける、というお話。 ほぼ完全なひとり芝居。 おそらくCGもほとんど使わず、宇宙船と月面のセットで撮影されています。 主人公の話し相手になるコンピュータもパンチカードでも打ち出しそうな「昔のコンピュータ」で、あえて「古き良きSFの近未来描写」をしているのか […]

クラッシュ

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昔大阪の塚本駅でアラブ人(たぶん)の親子が、切符を買わずに改札を通ろうとして、駅員に止められていた。 父親らしき初老の男性はおろおろと戸惑っていて、横の息子らしき青年は父をかばって駅員に抗議している。 しかし2人とも日本語が話せない。 駅員は切符の販売機へ2人を連れて行き、目的地を聞こうとするが、どうにも意思の疎通ができない。 そのうち父親が駅員にお金を渡したので、駅員はそれを自販機に入れようとす […]

ROCKER 40歳のロック☆デビュー

こういう楽しさって久しぶりだなあ、と思いました。 全編、妙な多幸感にあふれた映画です。 大手レコード会社とのメジャー契約と引き換えに、 ロックバンド「ベスヴィオス」から1人追い出された哀れなドラマーが主人公。 20年を経て、ベスヴィオスは超ビッグバンドに。 かたや主人公は失業してニート状態。 しかし高校生の甥に頼まれて新バンドに加入する、というお話。 古き良きロッカーとしてふるまう主人公と、 クー […]

薔薇の名前

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昔観て寝落ちしたため、再度挑戦。 やはりその時々の相性があるのだろうか。 今回は眠いどころか、わくわくして観た。 1300年代のイタリア。 修道院という男だけの閉じた世界で、奇怪な連続殺人事件が起きる。 この謎を解くのがイギリスからやってきたショーン・コネリー。 それにしても、中世ヨーロッパだけは絶対に住みたくない。 薄暗くて不潔でじめじめして、治安悪くて、 ろくな食べ物がなくて、疫病が流行して、 […]

オー!マイゴースト

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これは面白かった。 人間嫌いの偏屈歯医者が一時的に「死んだ」ことで、 幽霊とコミュニケーションを取る能力を得てしまう、というコメディ。 幽霊とは皆、現世に心残りがある者たち。 アメリカ人にも「成仏しきれぬ」という概念があるんだな。 (本作では、真実はそうではないことが明らかにされるが) 幽霊たちは、主人公に話を聞いてもらおうと殺到、 そこらじゅうのべくまくなしに話しかけられまくる。 反論すると、周 […]

ブラック・スワン

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これは怖くて、痛い映画。 単純にホラーなシーンもあるが、そういうストレートな意味ではなく、精神的な方。 演劇にかぎらず、何かしら「表舞台」に立とうとして行き詰まった、 限界を感じた、打ちのめされた人に深く突き刺さるような棘がある。 でもそれって、立ったことのない、その世界に真の意味で入門したこのない人には絶対に判らないことでもある。 なりたい自分、なれない自分。 外に見える自分。他人からは見えない […]

奇人たちの晩餐会USA

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これはつまらない。 原作のフランス版が好きで、つい観てしまったが面白くない。悪いリメイク。 もちろんクスッと笑うくらいのことはあるが、特大のため息をつくシーンの方が多かった。 今回、ジャケットにも写っているハリウッド版のスティーブ・カレルの、 「ほら見て、うふ、えへ、ねえねえ、僕の面白い顔、えへえへ」 みたいなわざとらしい表情を見て大いに不安を覚えたが、不安を覚えるくらいなら観なきゃよかった。 オ […]

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