2011年

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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

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ビル・マーレイつながり。 かつての「天才一家」テネンバウム家は、父親の過ちで家庭崩壊。20年後、父の策略でひとつ屋根の下に再結集した一家が、家族の絆を取り戻すというお話。 家族とは、人が最後に帰る場所であると同時に、人を不合理にしばりつけるもの。 それは鳥かごのようなもので、鳥を飛べない状態に閉じ込めてしまう。 ただ翼をひろげて大空を飛ぶだけでは、荒れ模様や天敵で死にかけることもある。 だから守ら […]

知らなすぎた男

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弟を訪ねてロンドンにやってきた主人公。 しかし構ってられない弟は、主人公を流行の「観客参加のライブ演劇」に連れ出す。 ところが主人公の元に来たのは本物の殺し屋だった、というお話。 シチュエーションコメディの傑作とのことで観た。 主役のビル・マーレイの佇まいが良く、少々強引・不自然でも、 こいつならしょうがないという空気をまとっている。そこがすごい。 警察、諜報部、外務省、殺し屋、拷問魔など次々に現 […]

バンク・ジョブ

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面白かった! 1971年ロンドン。ある女性がドラッグ所持で税関で捕まる。 彼女は罪を軽くする見返りに、 銀行の貸し金庫にある王室スキャンダルの写真を盗み出すよう、英国秘密情報部より要求される。 彼女は主人公たちを引き入れ、地下道を掘って金庫に押し入る、というお話。 ベースは実話らしい(捜査情報は2054年まで封印)。 銀行襲撃というとお金と思いがちだが、貸金庫はそうじゃない。 裏帳簿や闇情報などな […]

小説家を見つけたら

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16歳の黒人少年が、プロのバスケット選手を夢見つつ小説を書く。 そんな彼が、その文章を見た偏屈な謎の老人と交流を持つようになる。 老人は有名な小説家だった、というお話。 物語の前半はかなり静かな展開。 しかしショーン・コネリーの「俳優力」によって、 彼が演じる小説家と主人公がどう絡むのかという興味が、作品を観る持続力として作用する。 大物俳優の正しい使い方。 ということはつまりショーン・コネリーが […]

7月に観た映画まとめ

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先月から毎日1本ずつ映画を観ることにした。 最初の7月分は以下。 ペルシャ猫を誰も知らない イランの若者たちを描く青春群像劇。ちゃんと物語はありますが、​ほとんどドキュメンタリーのような映画。片田舎で純真な少年が、​みたいな「よくある中東映画」とは違います。 西洋音楽が厳しく規制されているイランでは、ロックは純粋に「俺​たちには叫びたいことがあるんだ!」というメッセージを表現する​手段。けれど許認 […]

台湾旅行2回目(2日目午後)

お昼ご飯も食べ終わったので、店を出て市内バスに乗ります。バスは先払いの場合と後払いの両パターンがある。停留所で待っていて運転席側の扉が開いたら前払い、後ろの扉が開いたら後払いだと思っておけばいいでしょう。 停留所の路線表示で行き先を確認して、バスに乗る。なかなか激しい運転をするので、できれば座るとよい。通常は、どこでも15元。今回は悠々カードを持っていたので、カードで払いました。 まずは迪化街の路 […]

台湾旅行2回目(2日目午前)

2日め。今日も天気予報では雷雨のはずが、朝から快晴。朝7時にホテルを出ます。ホテルの朝食なんて食べているヒマはない。 早く出ないと陽差しがものすごい。台湾に来たら、必ず朝食を食べに外出せねばならない。この日は「世界豆漿大王」に行きます。 ここは日本語メニューがあります。熱心なファンのおっちゃんが作って置いていったそうです。えらい! ■豆漿(甘くて冷たい豆乳)、鹹豆漿(揚げパン、ネギ、干しエビなどを […]

台湾旅行2回目(初日)

先月の話になりますが、台北に行ってきました。 昨年は旅行会社のフリーツアーを利用した私ども夫婦ですが、今年はもう一歩すすんで、飛行機とホテルを自分たちで予約することにしました。 飛行機はジェットスター。 ホテルは台北にある神旺商務酒店(サンワンレジデンス)。 またホテルも1つではつまらない、というわけで最終日だけは城市商旅(シティスイート)にしました。 まずはジェットスターから。 http://w […]

映画『少女たちの羅針盤』感想

先月、映画「少女たちの羅針盤」を観てきました。言いたいことがたくさんあるので、ネタバレ有りの感想を言います。まず、あらすじ。 新進女優の舞利亜は、映画の撮影ため廃墟となったホテルに赴くが、撮影開始直前になっても脚本が届かず、ホテルの壁に不気味な落書きをされる。誰かが自分を陥れようとしていると感じた舞利亜は、4年前の高校時代、友人たちと結成した女子高生劇団「羅針盤」で起きた殺人事件を回想する。現在と […]

隠れた名作「ワニワニパニック」

最近、とんとゲーセンに行かなくなった。たまに入ってみると、カードを購入しないといけないとか、多人数筐体だったりとか、一見では理解の難しいシステムだったりとかで、そんなにやりこむ気はない、ややこしいルールを覚える気もない自分には縁遠い存在になってきた。 そんなアミューズメント施設の中でも、もう20年以上、全国で現役稼働している超ロングセラーゲームがある。単純でわかりやすいルール、適度なプレイ時間、老 […]

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