東京3日めで掃除を考える

東京3日めで掃除を考える

今日は朝5時半に、JR新宿駅東口へ。
毎月1回の新宿街頭清掃というのがあって、そこに参加し、鍵山さんとお会いしました。
一緒にアルタ前から歌舞伎町にかけて掃除しました。

掃除というのは、実践のものです。私は社会的なことというのはよく判りませんが、人間個人として得られるものがあるというのは理解しています。
それは、

1,頭で理解するのと身体を動かすのは大違いということ。
2,大風呂敷をひろげず、「この小さな部分を徹底的に処理しよう」と思った方が結果はより正確で、より速くなること。
3,道具は工夫しなければ役に立たないということ。
4、手段による結果を想像する必要があること。
5,どうすれば他の人が喜ぶかを想像すると合理的になること。

といったことです。
これらのことは、とっくの昔に頭では判ってはいるんです。
まさに1「頭で理解するのと身体を動かすのは大違い」ですね。

4「手段による結果を想像する」というのは、例えば側溝を掃除したとして、最後に水を流して綺麗にする。
その時、排水溝に向かって流すと合理的。
そう判っているのに、いざやってみると逆方向にやっちゃったりします。
「んなアホな」とお思いの方、もしそう思ったのなら、やったことがない証拠だと思いますよ。

こういう実践作業というのは、理解できてくると人に教えたくなります。
つまり「こうやると便利だよ」といった具合に。
しかし自分で発見するから楽しいというのも事実で、そこを例えば「こうしなきゃ駄目じゃないか」なんて言われるとムッとします。喜びも何もない。

植物に水や肥料をやって、じっと見つめていても育っているか判りません。
目を離して気付くと花が咲いてる。「鍋は見ている内は煮えない」なんて言いますね。

7時半には、新宿カドヤホテルへ。株式会社クォーターバックの中島セイジ社長とお話しさせてもらいました。
10時頃、中目黒へ。
2時間ほど、鍵山さん、田中さん、千種さんとお話しさせてもらいました。ああいう場所に自分がいると、なんでこんなやつ(私のこと)がここにいるんだろうかという気がしてきます。申し訳ないです。

12時頃解散して、四ッ谷へ。アクターズクリニックの塩屋俊さん。
3時頃、銀座に行ってプランタンのアンジェリーナで、モンブランを購入。

一昨日、東京會舘に行く前に、新宿伊勢丹のジャンポールエヴァンでお茶をご馳走になった馬渡さんという方に、鈴波の粕漬け6枚セットもいただいておりましたので、これらをかついで銀座から東京まで歩き、無事新幹線に乗りました。

……と思ったら、隣に座ったおっさんがワインを飲み出し、こちらにぐいぐい頭を傾けてグガーッと濁った大音量のいびき。酒くさい。